-026-織田作之助「夫婦善哉」

夫婦善哉 (講談社文芸文庫)
びっくりした。大阪へ引っ越してきて、織田作を読まねばと
思っていたが、読んでみて本当に吃驚。
面白い、スピード感、地名、店名がいたるところに出てくる。
物の値段がどんどん出てくる。いやあ、でも全国区になるのかな。
最後に法善寺横丁の夫婦善哉でぜんざいを食べるのだが、その
店は建て直してちょっと色気がなくなってしまって、いまだ
入ったことがない。(420)