2006-10-09 大島一洋「芸術とスキャンダルの間」 本 講談社現代新書の一冊。 戦後の美術界の贋作等の事件の紹介と考察。 面白いだけにこれは新書ではなく、ちゃんとした本にしてほしかった。 軽すぎる。作者はもっと書き込みたかったのではないか。 ところで、講談社現代新書はいままで好きな装丁であったが、 しばらく前に突然品のないデザインになってしまい、特に 背表紙は最低である。デザインがあるとは思えない。一気に 嫌いな新書になってしまった。