ヨーロッパ企画「WINDOWS5000」

ヨーロッパ企画は、同志社の学生劇団をスタートとした京都の劇団で、
先回のサマータイムマシンブルースという芝居が評価を得て、映画化も
されて、一躍メジャーへのステップとなる大事な新作公演になるはずであった。
そういう意味で期待半分不安半分で観に行く。
今回はなんばインディペンデントシアターの蜜柑箱背もたれなし座布団席は
避けて、5列目スチールいす席をゲット。
西暦5000年(本当か?)のスラムの小屋が舞台。密集感というか閉塞感と
いうか舞台に動きが少ないし、テンポも遅いし、舞台で会話が少ないため、
見ていて疲れる。すこし奇をてらったか。いろんな伏線はおもしろいが、
近未来(遠い未来か?)そのスラムの感触がなかったため現代の学生下宿を
見ているよう。ちょっと消化不良であった。