小川百合「英国オックスフォードで学ぶということ」

英国オックスフォードで学ぶということ―今もなお豊かに時が積もる街
英国オックスフォードで学ぶということ―今もなお豊かに時が積もる街―
の作者は50代の女性画家、版画家で、オックスフォードへ留学したその
体験記である。公費留学で、生活臭のある苦労話もなく、スノッブな文章では
あるが、そのように書かせるのがオックスフォードという街の魅力なのだろう。
装丁の作者の版画が目を離させない。