鑑賞

「指揮者なしのオーケストラ 第9に挑む!」

というテレビを見た。指揮者なしで交響 曲が演奏できるなら、指揮者なんていら ないじゃないか、指揮者の個性で演奏が 決まるんじゃないのか。と、訝しげに番 組を見た。いってみればコンマスが指揮 者の代わりをする、ボスではなくコーデ ィネーターみたい…

ジョニー・デップ「ギルバート・グレイプ」

やっぱり小説の映画化か、この設定は文 学だろうと思ったが。まったく情報なし でジョニー・デップとデカプリオという ので見たのだが。 ジョニー・デップはシザーハンズかパイ レーツ・オブ・カリビアンかチョコレー ト工場の怪優、やりたい放題の俳優と思 …

O・ヘップバーン「ティファニーで朝食を」再見

こちらも二度目か。もう細かいところは なにも覚えていなかった。題名からくる イメージはおしゃれな感じだが、実際は なかなか重い話。普通の地道な仕事で生 活を築いていくことができない、どこか のパトロンを得て金持ちの生活をしたい というヘップバー…

ヒッチコック「北北西に進路を取れ」再見

まあ、2度3度見ている映画なのだが、 テレビでやっていたのでついまた見てし まった。巻き込まれ型のサスペンスなの だがなかなか派手な展開で楽しませてく れる。ケイリー・グラントが好みではな いので(どうしても50才くらいに見える) それはしかたがな…

ジュリア・ロバーツ「ペリカン文書」

はじめて見た。 ジュリア・ロバーツもデンゼル・ワシン トンも若い。かっこいいサム・シェパー ドも久しぶりに見た。プラダを着た悪魔 のスタンリー・トゥッチもいるじゃない か。ガープの世界のジョン・リスゴーも いるぞ。名前を知らないゴーストの犯人 (…

ロバート・レッドフォード「夕陽に向かって走れ」

アメリカン・ニュー・シネマといってい いのだろう、はじめて見た。レッドフォ ードとキャサリン・ロス、明日に向って 撃てのコンビ、だからこんな日本題にな ったのだろう。 なかなかよくわからない映画、いささか 観念的な。ネイティブ・アメリカンの若 者…

ロバート・デ・ニーロ「リベンジ・マッチ」

レイジングブルのロバート・デ・ニーロ とロッキーのシルヴェスター・スタロー ンが共演したボクシング映画、コメディ。 奥さん(キム・ベイシンガー)の取り合 いをした因縁を引きずる二人が60いく つになってリベンジのボクシング試合を する。 まあ、60…

100分で名著「存在と時間」

20世紀最大の哲学者として名前だけ知っ ているハイデガーの「存在と時間」だっ たので全4回見た。 わかりませんでした。考えぬかれた哲学 がなにも役に立たなくてもいいけど、ど こかで世界に影響を与えたのだろうか。 やっぱりわかりませんでした。 テレビ…

ニコラス・ケイジ「天使のくれた時間」再見

そういうわけで、 「素晴らしき哉、人生!」のリメイク版 をたまたま最近見たばかりなので、(何 度も見たことがあるので書いてないが) ここに記録しておく。 金持ちってどんなんだろうとときどき思 う、アメリカの資産家が何百兆円の資産 があるとか、ロナ…

フランク・キャプラ「素晴らしき哉、人生!」

見たことがあるんだけどなあ、でも最後 までわからなかった、初見かもしれぬ。 よくできた名作である、と褒めるのは簡 単である。だからすこし厳しく。 ありえたかもしれない人生ということを 誰もが考えたことがある、わたしもこの 年令になってふと思った…

ジェームズ・キャグニー「オクラホマ・キッド」

「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」 でアカデミー賞を取ったジェームズ・キ ャグニーのわたしが見たいくつかめの作 品、あいかわらず軽快で正義感の役どこ ろ。ハンフリー・ボガートが悪役で対抗 する、こういうところからスターにのし 上がっていくのだ…

ショーン・ペン「俺たちは天使じゃない」

ロバート・デ・ニーロとショーン・ペン 主演の1989年アメリカ映画。 なかなかやっかいな映画、カトリックの 様子が大きく絡んでいる。ラストにしゃ べれなかった女の子が奇跡によりしゃべ った言葉が意味が解らなかったが、新教 (プロテスタント)に改宗し…

スティーブン・セガール「沈黙の戦艦」

はじめて見た、沈黙のシリーズはいつも テレビでやってるような気がしていたが、 シリーズ1本目の作品というので見た。 昨日のミッションインポッシブルといい、 こういう映画が人気があるのはわかる。 まったく不死身の主人公がホイホイと敵 をやっつけて…

トム・クルーズ「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」

シリーズの5作目らしい。1と2は見た と思うが、あとは覚えていない。 2,3時間気分をハイにさせてくれる痛快 映画ということでした。 ミッション:インポッシブル/ ローグネイション (字幕版) トム・クルーズ Amazon

TVドラマ「黄金の日々」「マー姉ちゃん」

「黄金の日々」は1978年の大河ドラマ、 見ていない。堺市に20年くらい住んだこ とがあり、堺の町を舞台にしたドラマと して見たいと思っていたら再放送された ので一年かかって見終えた。脚本は市川 森一でそれだけでも見てよかった。 ルソン助左衛門の碑を…

アーティゾン美術館「はじまりから、いま。展」

ブリヂストン美術館が建替え、アーティ ゾン美術館となって、ようやく観に行く ことができた。前のブリヂストン美術館 はこじんまりとしていて好きだった、東 京駅の近くだからか背広の人が結構観に 来ていたように思う。 あたらしいアーティゾンはコロナ禍…

ルキノ・ヴィスコンティ「山猫」

ヴィスコンティのまだ見てなかった作品。 イタリア統一に伴う国内の政情混乱の中で、 バート・ランカスター扮するシチリア貴族 の没落を描く。これを機にうまく立ち回る 人達に対して、滅びの美学というか諦観の 境地で受け入れていく。絢爛豪華な大舞踏 会…

イビョンホン「エターナル」

テレビで放映していたので見た。実は韓国 映画ははじめて(いや半地下家族を見たぞ)、 イビョンホンもはじめて。 なんだか思わせぶりたっぷりで、途中でこ れはニューヨークの幻だと気が付く、でも 彼はなにも助けない、許しを乞うわけでも ない。自分が受…

ウーピー・ゴールドバーグ「ゴースト/ニューヨークの幻」再見

何回目だろうか、テレビで放映していたの で、つい見てしまった。忘れていたところ も多い、でもやっぱりウーピー・ゴールド バーグがいい、みんな持って行ってしまっ ている。何回見ても楽しんだ。 ゴースト/ニューヨークの幻 スペシャル・エディション [DV…

グレン・クローズ「天才作家の妻 40年目の真実」

グレン・クローズはいろんな映画で見てき たが、アカデミー賞7回ノミネートの名優 だった。この映画でも主演女優賞候補とな ったが、むつかしい役どころを見事に演じ ていたのに残念だった。 ジェンダーのこと、妻はいつも夫を立て裏 で献身的に支える立場に…

クリント・イーストウッド「荒野のストレンジャー」

イーストウッドの2作目の監督作品。ま だマカロニウエスタンが色濃く残ってい る感じ、暴力的である。 さて、なかなか変わった映画、開拓の町 へふらりとやってきたガンマンが、町の 住民にために荒くれ者をやっつける話と 思いきや、奇妙な話になってくる。…

オクタヴィア・スペンサー「ドリーム」

NASAのマーキュリー計画での計算手として 採用された黒人女性が、天才的な才能と、非 白色と女性という二重差別のなかで忍耐と努 力により認められいく映画。 知らなかった、史実に基づくフィクションで もあるようだが、こういう人たちの総体で宇 宙計画が…

ジョニー・デップ「ニック・オブ・タイム」

またまた痛快映画と思ったら、巻き込まれ 型のサスペンスだった。ジョニー・デップ が若い、といってもシザー・ハンズの5年 後だからそうでもない、娘一人の普通のサ ラリーマン(会計士だけど)役でこれは珍 しい、気が付かないくらい。 映画の中の時間が、…

ショーン・コネリー「ザ・ロック」

うまい気持ちの表し方がないのだけれど、 こんなときは痛快な映画を。 ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、 エド・ハリスというからには、どんなご都 合主義でも構わない、ただハラハラドキド キでこれでいいのだ。 ザ・ロック [DVD] エド・ハリス Amazon

立川談志「文七元結」

昨日の「思いがけず利他」の中で、談志の 「文七元結」のことがでてきて「利他」に ついて語っているのでyoutubeで見た。こ の演席のことだ。 談志は理屈っぽくて斜に構えているようで わたしの好みではないのだが、これはなん というか、話が終わって、この…

「悲しみは空の彼方に」

1959年アメリカ映画、まったく知らない 題名の映画だった。演劇女優志望の子持ち の女性がニューヨークにやってきて成功す る話に、複雑なテーマを盛り込んで、人生 物語であり恋愛物語であり人種差別の社会 派物語であり、盛りだくさんで堪能した。 家政婦…

名古屋市美術館「ゴッホ展」

10年振りのゴッホ展、同じ名古屋市美術館。 クレラー・ミュラー美術館所蔵の作品展で ある。チケットは日時指定の前売り券を買 っていったのに大行列、中はこのコロナ2 年間で一番の「密」、人数制限をしている とは思えない。怖いというわけではないが、 人…

名芸大卒業制作展2022

今年も近所の美大の卒展を見に行った。 ちょっと名前だけ知っている女の子の日本 画3部作はコンセプトが考えられていてよ かった。今年は版画専攻の卒業制作がなか ったのは残念。 4階の教室(展示室)の窓から、雪の御岳 から南アルプスまでくっきりと見え…

アネット・ベニング「キッズ・オールライト」

アメリカ映画の中のファミリーはどんな設定でもそういうこともあるだろうとリアリティがある。レズビアンカップルとそれぞれの子供がひとつの家族で暮らしており、そこに子供の父、精子提供者が登場し、複雑な心模様が繰り広げられる。 アネット・ベニングは…

ミハイル・バリシニコフ「ホワイトナイツ/白夜」

いつものことだがまるで知らなかった。 1985年アメリカ映画、冷戦が終わっていな い時代、ソ連からアメリカへ亡命したバレ ーダンサーが飛行機事故でソ連に不時着し、 ふたたびアメリカへ脱出する話。 主人公のミハイル・バリシニコフは、実生 活でもソ連か…