2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

モーガン・フリーマン「エンド・オブ・キングダム」

エンド・オブ・なんとかのシリーズ2作目。 1本目の「エンド・オブ・ホワイトハウ ス」があまりに荒唐無稽だったのだが、 アメリカでは大ヒットしたようでその続 編。とはいえ、また見てしまった、大統 領を助けるためなら車で人を轢いても平 気、人が数えき…

名古屋芸大オペラ公演「コジ・ファン・トゥッテ」

名芸大の音楽学部の方の公演を観るのは 久しぶり、オペラ公演ははじめて。 モーツァルトの「「コジ・ファン・トゥ ッテ」である、といってもこれもはじめ て。 声楽コースの教員、院生、4年生ほかが 一体になっての公演らしい、大学の音楽 ホールなので親近…

ヘンリー・フォンダ「胸に輝く星」

1957年アメリカ映画。先住民の夫と白人 女性妻の間の子供に出会うが、偏見を持 たないヘンリー・フォンダは当時にして は新しい人物像だろうか。 新人の保安官アンソニー・パーキンスの 成長を、訳ありの元保安官ヘンリー・フ ォンダが助ける物語に、先の母…

大江健三郎「同時代ゲーム」

奥付を見ると昭和55年とある、でもすぐ に挫折したことを覚えている。難解だとの 感想を聞いたのか若い人たちにも読みやす くと、その後、ほぼ同じ話の変奏として、 「M/Tと森のフシギの物語」が出てこち らは読むことができた。 フリーになった後、か…

漱石プロジェクト終了

「猫」を諦めて、とうとう漱石プロジェ クトを終了する。 若いときに買ったいずれ読もうという全 集は、字が小さくてまるで読めず、結局 新潮文庫で読んだのだ。 で、全集は縛って紙処分へ、さよなら漱 石である。文庫は当面保管します。

小津安二郎「お早よう」再見

以前、途中から見たと書いている。 それで今回、ようやく最初から見た。 いい映画だ。1959年だから戦後14年であ る、希望がある。いやこれから高度成長 があることを知っているからそう思える のだろうか。洗濯機を買ってテレビを買 って、モノを通して豊か…

ジム・ジャームッシュ「ナイト・オン・ザ・プラネット」

1991年、アメリカ他合作映画。 ジム・ジャームッシュの短編集というか 連作集。彼の「パターソン」がお気に入 りなのでこれも見た。 ロサンゼルス タクシードライバーにプライドを持ち、 またステップとして整備工になろうとす る若い女性のまっとうな生…

名芸大卒展2023

近所の芸大美術学部の卒業制作展を見て きた。恒例となっているが今年はなかな か面白いものがあった。 いつも思うのだが、こんなに集中して、 金にもならないことに夢中になるのは若 さなんだろうなとうらやましい。 一部の学生を除いては、自由で制約のな …

クリント・イーストウッド「ガントレット」

1977年アメリカ映画、クリント・イース トウッド監督・主演。 イーストウッド監督作品って何作あるん だ、これはわりと初期の作品。 なんで狙われるのかよくわからないし、 狙われ方も半端じゃない、あんなに銃撃 されるはずがないのに。ただ追手から逃 げる…

映画3作

続けてエンタメ映画を見た、いや別に区 別するつもりはないんだけど。 シュワルツェネッガー「ツインズ」、 クリス・クーパー「マネー・トレイン」、 モーガン・フリーマン「エンド・オブ・ ホワイトハウス」 モーガン・フリーマンは下院議長として 冷静さを…

筒井康隆・ 蓮實重彦 「笑犬楼 vs.偽伯爵」

図書館で「証し」のついでに借りてきた 本。筒井は昔読み漁った、蓮實は評論「 小説から遠く離れて」を読んだのみ。 それで何の気なしに読んでいたら、大江 健三郎絶賛、しかも「同時代ゲーム」を。 わたしはかつてこれを読みだして投げ出 している。しかし…

コーエン兄弟「バーン・アフター・リーディング」

2008年アメリカ映画。コーエン兄の妻フ ランシス・マクドーマンド、ジョージ・ クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン ・マルコヴィッチとそうそうたるメンバ ーがお馬鹿コメディを演じる。 つい「ファーゴ」と比べてしまうが、フ ァーゴにはなにか人生を語…

脱落、そして祈る

信仰とはなにかという疑問をずっと持っ ているのだが、最相葉月が日本のキリス ト教信者135人にインタビューをし、 日本のキリスト者がなにを考えてきたか を記すノンフィクション「証し」を出版 したのを見つけ、図書館に予約した。 さて受取りに行った…

熱田神宮・宮の渡し

へ久しぶりに行った。立春後の初詣なの か思ったより混んでいた。境内の茶屋あ たりが整備されて、宮きしめん、きよめ 餅の店がきれいになり、何十年振りかに きしめんを食べた。関西に慣れていたの でおつゆが黒くてあらためて驚く、うど んはぺたぺたして…

木版46:クッキー

最初はチョコ、バレンタインのチョコを 作るつもりが、クッキーになってしまい ました。 90×90 4版4色刷り

木版45:あたたかく

今年の年賀状の木版画でした。

ハーバート・ロス「チップス先生さようなら」

1969年英米映画。ピーター・オトゥール のチップス先生とは知っていたが、まる でイメージの異なる映画だった。 監督はハーバード・ロス、「グッバイガ ール 」「愛と喝采の日々」ハートフルな 映画を作る、やっぱりこれも。 ミュージカルというか歌の多い映…

立春2023

きのうは節分、豆まきをして、今日は立 春。12℃で暖かい、このまま暖かくなれ ばいいのに。 春になったらといろいろ思案している、 マスクをするにしても自主制限をほどい ていけそう。

ティム・ロビンス「あなたになら言える秘密のこと」

ひさしぶりにティム・ロビンスの映画だ と見た、2005年スペイン映画。 監督は「しあわせへのまわり道」のイザ ベル・コイシェというスペインの監督。 重い、重すぎる映画。 クロアチアの民族浄化戦争の犠牲者の女 性と親友の妻と不倫をして親友を自殺に 追い…