2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

高村薫「土の記」(上)

高村薫の上下巻の上を読了。 漱石の「行人」、辻原登、それにこれと 3冊を並行して読んでおり、これはいか んと思いながら、さらに冬ソナも見始め て。 高村薫のこれは全編農業の話なので敬遠 していたが、先日、我らが少女Aを再読 してよかったのでやっぱり…

「冬のソナタ」1~5

どうしていまごろになって2003-4年の韓 ドラを見始めたのか。家人がついwebか ら見ている(初めて見た、試しに見た) のを横から見て、なにしろどんな話かも まったく知らなかった、韓ドラを見るの もほぼ初めてなのだから。 最初は主人公の二人が高校生で、…

映画「天地明察」

昔読んだことがある小説の映画化された もの、見た。江戸時代の数学者の話だと いう記憶はあるのだが、映画からは最後 まで思い出せなかった。ちょっとだらだ らしている、暦を変えるということに一 直線で行ってほしかった。有名人がいっ ぱい出ているのだ…

昭和に生まれて

わたしは昭和世代だと思ってきた。とこ ろが先日そうでもないんじゃないと思い ついた。昭和のことはわりとわたしの出 来事、世の中のことが年号と結びついて 記憶にあるのだが、平成は31年もあった のにどうも年号と結びついていないのは 何故なんだろう、…

CUDオンライン勉強会2022

CUD(カラーユニバーサルデザイン)に 関する講演会を、zoomオンラインで聴講 した。今回は教科書のCUD、某教科書出 版社の担当者からの講演。 考えてみればわたしの小中学校の教科書 は白黒だった。それがいまやカラフルで 色が溢れている。事例紹介で電池…

ジョン・フォード「馬上の二人」

ジェームズ・スチュアート、リチャード ・ウィドマーク主演のジョン・フォード 映画、1961年作品。 ジェームズ・スチュアートの西部劇も違 和感がなくなった、リチャード・ウィド マークは今回も好青年で、悪役のイメー ジを持っていたがなかなか渋いいい俳…

ジェフリー・ラッシュ「英国王のスピーチ」再見

10年振りに見た、というより今この時、 便乗してこの映画を放映したのだろう、 そしてやっぱりつい見てしまったのであ る。 歴史はこうやって補強されていくのだな とつくづく思う。英国王室の隠してもい いようなところを見せることで、その結 果強固になっ…

夏目漱石「道草」

ずっと漱石新潮文庫版読破プロジェクト をしているが遅々として進んでいない。 特にあと「虞美人草」「行人」「道草」 「明暗」「猫」まできているのに、「虞 美人草」で躓いてる。それで長い中断。 ひさしぶりに一歩進むために虞美人草は 諦めて、3年振りに…

バズ!

車で走っていたら前のトラックに変なも のが。信号で止まったときに、あわてて スマホを取り出して撮った。 トラックオーナーさん、勝手にアップし てごめんなさい。 バズ!ウッディの手を離すんじゃないぞ。

メナード美術館「美術の森に生きるどうぶつたち展」

なつやすみ所蔵企画展であり、今週は近 隣の中学校の鑑賞会のようで、その合間 を狙って観てきた。 わたしの中学生のときも日展とクレー展 を見に行った記憶があり、クレーの奇妙 な(中学生だからな)絵に魅了されたこ とを覚えている。 40人にひとりでもふ…

ジャック・ニコルソン「最高の人生の見つけ方」再見

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリ ーマンの映画再見、見終えたところ。 ほぼ覚えていても細かいディテールは忘 れている。世界一の美女にキスをする、 か。そうきたか、そうだったか。 2009年に見たときは「バケット・リスト」 に関心がいき、これから…

沢木耕太郎「飛び立つ季節ー旅のつばくろー」

沢木耕太郎の日本の旅のエッセイ集第2 弾。今回も東北一周の思い出が語られ、 会津若松のことが書かれている。わたし が行ったことももう漫然としか記憶がな いが、あの頃のふらふら旅は澱となって わたしを形成していると思う。 臼杵の石仏のことも書かれて…

映画「武器よさらば」

ヘミングウェイが書いた小説が原作なの はほんとうか。1957年アメリカ映画。 イタリア軍に志願したアメリカ人ロック ・ハドソンと従軍看護婦イギリス人のジ ェニファー・ジョーンズ、なんだかお気 楽な男と女の戦時下のラブロマンス。 戦争の悲惨さに逃げ出…

アンソニー・ホロヴィッツ「メインテーマは殺人」

今年の夏はずっと不調だったなあ、暑さ のせいにしたり、気候不順のせいにした り、バイオリズムのせいにしたり、まあ、 いろんなことがあったので不調なのだが、 こういうときはスカッとミステリーでも と。「カササギ殺人事件」に続いてベス トワン総なめ…

五木寛之「親鸞」(上)(下)

我が家は曹洞宗だったので、信者が一番 多い浄土真宗とか本願寺というのがぴん とこなかった。南無阿弥陀仏とか悪人正 機とか、法然と親鸞の関係も知らなかっ たが、五木寛之の小説で「親鸞」ができ るまでの物語を読んでそういうことかと すこし合点した。 …

ルキノ・ヴィスコンティ「ベニスに死す」再々見

1971年イタリアフランス合作映画。 1978年頃から日本でのヴィスコンティブ ームがあり(「家族の肖像」らしい)、 その頃「イノセント」の試写会へ行った ら淀川長治の講演があり、ヴィスコンテ ィ絶賛を聞いて、他のも見ようとどこか の名画座だったかレン…

レゴのかたづけ

レゴは結局そのまま押入れの奥にしまっ た。すこしだけ日干しに出しておく。 これを見て、そういえばデンマーク製の レゴには武器がないというのがわたしが 子供で欲しかった50,60年前の頃のポリシ ーだったのではないか、違ったかな。 この雛段はみんな武器…