2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

吉田拓郎CD「ah-面白かった」

最後のアルバムなのだそうだ、引退する んだそうだ。長い間ファンだったが、病 気で大阪公演が2回キャンセル(1回はド タキャン)され、その後はツアー会場が 縮小されライブチケットが取れず、気持 ちが離れていった。古いファンへの苦言 も聞こえてきてお…

プラネタリウム

名古屋市科学館は1962年11月に開館し、 わたしは8才。小学5年のときに天文友の 会に入って、月に1回ひとりで科学館へ 行きプラネタリウムを見てついでに科学 展示を見てきた。宇宙開発の初期の頃で アメリカはジェミニ計画の途中で月へ行 く開発の真っ最中、…

「トイ・ストーリー4」

地上波のテレビで放映されたので録画し て見た。1も2も3もよくできた物語で 面白く見たのだが、いつのまに4なんだ。 なんと11年振りに見たのだった。 さて、あいかわらず面白い、ラストが驚 く、え~~と声が出た。 フォーキーはもちろんのこと、脇役が…

ロビン・ウィリアムズ「レナードの朝」

ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリ アムズの共演だけど、ここはやっぱりロ ビン・ウィリアムズだろう。 患者のため家族のためと功を焦ったとこ ろもあっただろう、それも正直に描いて ただの感動ドラマにしていない。こうい う献身的な医師には自分の普…

シルクスクリーン講座(7)

シルクスクリーン講座7回目。 今日を入れてあと4回あるので、2色刷り をもう一枚つくることになった。その準 備と、先生と版画のいろんな話を聞く。 勉強になった。 そうそう、記録するのを忘れていた。名 古屋芸大A&Dセンターでグラフィックデ ザイナー白…

ロバート・デ・ニーロ「恋に落ちたら」

知らない題名の映画だった、好きな「恋 に落ちて」ではなく、デ・ニーロだから とあやかって付けた題名なんだろう。 ビル・マーレイがなかなか不気味な役柄 で話の展開が読めない。 真面目で気の弱い警官デ・ニーロがビル ・マーレイと関わってその女に恋を…

O・ヘップバーン「戦争と平和」

当然ながらトルストイの「戦争と平和」 を読んでいない。ソ連版とアメリカ版の 戦争と平和の映画があることは知ってい た。これはアメリカ版、3時間半の大作、 3日間かけてなんとか見た。 先入観なし、ナポレオンがロシアに侵攻 し、でも冬将軍のおかげでフ…

辻原登「枯葉の中の青い炎」

さあ、続けて短編集、全6編である。 「ちょっと歪んだわたしのブローチ」 ミステリーのようでホラーのようで、夫 の我儘に妻が正気か狂気か堕ちていく話、 強い余韻が残る。 「水いらず」 ロッジの管理人が匂いに反応し幻覚を見 て現実が揺らいでいく。 「日…

木版画展in栄2022

コロナ禍で3年振りに、栄のギャラリー チカシンという画廊で木版画展が開催さ れ、あいかわらずつたない小品を出品し た。並べられるとつたなさがよくわかっ てしまう、いささか気鬱となった。

この3点(10)口縄坂三題

〇銅板エッチング 〇木版 〇シルクスクリーン あと、やってみたいのはリトグラフである。 いずれの宿題。

シルクスクリーン講座(6)

シルクスクリーン講座6回目。 先回、完成させた作品はこれ↓、細かい 位置調整ができていないがおおよそうま くいったように思う。線ではなく面の色 がきれいに出るのがシルクスクリーンか と思う。もうひとつ2色刷りで作る予定、 その準備を行った。

アラン・J・パクラ「大統領の陰謀」再見

テレビでやっていたので録画して再見あ るいは再々見。いまはwebで簡単に情報 が得られる。アラン・J・パクラは「アラ バマ物語」のプロデューサーだった。 脚本はあのウィリアム・ゴールドマンだ った、忘れていた。 ジェイソン・ロバーズはジェイソン・ロ …

ロン・ハワード「天使と悪魔」再見

前に見たときはよくわからなかったので、 今回テレビでやっていたので録画して見 た。物理学の先端の反物質をうまく使い、 日本の学会もこの映画にみるような危険 なものではないとのコメントをだしたり 話題になったようだ。 テンポはあいかわらずで、端折…

津野海太郎「かれが最後に書いた本」

webの「考える人」で連載していた原稿 を中心としたエッセイ集。最後の本と云 っているがまだまだ大丈夫。 文章が芸になっている、面白い、80年の 人生の蓄積からの交友、経験が滲み出て いるといえる。うらやましい限り。 かれが最後に書いた本 作者:津野 …

スピルバーグ「オールウェイズ」

ハートフルファンタジーとでもいうのか、 「ゴースト ニューヨークの幻」みたいな 映画だなと思ったら、昔のもののリメイ クらしい。 恋人はだれだったけなと思っていたら、 ホリー・ハンターだった、まだ顔がよく わからない。相棒は「夢を生きた男/ザ・ ベ…

名芸大A&Dセンター「儀間朝龍展」

儀間朝龍という新しいアーティストの展 覧会を観てきた、ま、近所だからね。 これがなかなかいい、ダンボールアート なんだけどなかなか手間がかかって構成、 構築されている。LPレコードジャケット がわかりやすく楽しかったし、スーパー で作品をカートに…

シルクスクリーン講座(5)

シルクスクリーン講座5回目。 先回、刷りの本番の1色目、青みの白を やったので、5回目は木々の緑をのせて、 さらに黒で全体をカチッと刷った。この 3色で完成。シルクスクリーンも制作過 程はほぼ手作業の世界で好感を持つ。な かなかシャープにできたよ…

辻原登「隠し女小春」

辻原登の新作である。 タイトルからおかしい、装丁の絵も純文 学とは思えない、奇想の物語である。 リアルドールを愛玩する男がリアルな女 性と付き合いだし、その嫉妬から人格を 持ちはじめ、最後は心中天網島よろしく (なんといっても小春だからね)心中…

永田和弘「あの胸が岬のように遠かった」

なんとなくわかる60年代の典型的な青春。 なんと赤裸々な青春記なんだろう。 NHKのドキュメンタリで永田和宏のこの 本の話を見たのだが、その後それのドラ マ化が放送され、さすがにそれは見てい ないのだが、ちょっと気になって原作本 を読んだ。 京大名誉…

ふたつのもやもや2

ひとつ ずっと2%のインフレを目指すとの政策 に対して多数の票を与えたのに、なんで みんな喜ばないのか、みんなが支持した んだろうに。不思議。 ふたつ ウクライナは専守防衛してモスクワを攻 撃してないのに、なぜ敵基地攻撃すると 勇む人がいるんだろ…

辻原登「約束よ」

ちょっとエンジンをかけて辻原登を読ん でいる。今回は短編集「約束よ」、7編。 「約束よ」少々官能の香りの話 「青黄の飛翔」奇想天外 「かみにさわった男」おかしみの逃避行 「窓ガラスの文字」かなの冒険、好きな話 「河間女」中国の奇譚 「かな女への牡…

谷川俊太郎「ひとり暮らし」再々読

先日文庫で買って読んだのだが、ブログ を検索したら、2005年に読んで、2011 年に忘れていてまた読んでいる、都合3 回目である。10年も前だし、単行本は処 分してきたからなあ、自分を許す。 タイトルがなんだか手に取って読んでみ たいと私には思わせる。…

ヒッチコック「ダイヤルMを廻せ」再見

見たことがあるのだがなにひとつ覚えて なかった、14年前であるし、もうそうい うことにも驚かないけど。 コロンボと同じような設定、犯人がわか っているのを、警部と推理作家が追い詰 めていく。よくできたトリック、コロン ボやほかのミステリーに影響を…

名古屋市の町並み保存

名古屋市のHPを見ると、「有松」、「白 壁・主税・橦木」、「四間道」、「中小 田井」の4地区を「町並み保存地区」に 指定しているとのこと。まったく知らな かったが、きしくも結局4か所すべてを 訪ねたことになった。 ktoshi.hatenablog.com

シルクスクリーン講座(4)

シルクスクリーン講座4回目。 いよいよ刷りに入る。わたしは3色なの で、まず1色目。空をグレーに少しブルー。

有松町並み保存地区

街歩きではなく、車で出掛けたのだが、 有松町並み保存地区に行ってきた。 ここは名古屋市の町並み保存地区第1号 として指定された地区で、有松絞りで有 名、明後日から祭りのようで準備のため 休んでいるところも多く人出もすくなく て混んでなくよかった。…

辻原登「抱擁」

このままいくと古い作品が読めなくなっ てしまうと探しはじめてつぶしていく。 これは中編くらいの作品か、ゴシックロ マンというかゴシックホラーというかこ ういうものも書いていたのか。実際の歴 史を話に入れこんで虚実織り交ぜての物 語、いっきに読ま…