2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョーン・クロフォード「大砂塵」

ジョーン・クロフォードははじめて見たか、 「グランドホテル」はまだ見てないからな。 主題歌の「ジャニー・ギター」は子供の頃 家にレコードがあった、ソノシートだった かもしれない。 それがこの映画だとは知らなかった。ジョ ーン・クロフォードの背筋…

池上俊一「ヨーロッパ史入門ー原形から近代の胎動ー」

世界史はむつかしい。 ヨーロッパ史に限っても、まずギリシャに してもまるまるヨーロッパではないし、東 ローマ帝国はビザンツ帝国となってイスラ ムの影響下にあるし、バルカン半島は混沌 としている。さらにスペインもイスラム下 に置かれ、ヨーロッパは…

「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」

痛快アクション映画ですね、ユーゴ崩壊後 のサラエボの戦火のなかで、ナチスの金塊 を奪い返すという荒唐無稽のストーリー。 リュック・ベッソンが製作、脚本というか ら見た。最後まで恋人ウェイトレスが怪し かったが、まっとうな愛国者だった。見た こと…

街へ出る

きのうは今年になってはじめて街へ出た。 コロナ愛知4000人といいながら一見ふつ うの街の風景、すこし家の用事を済ませた 後、某所での某ボランティア。社会と関わ ることが減ってそれはそれでいいんだけど、 ちいさな得られるものがあるのも確か。

外岡秀俊/中原清一郎「人の昏れ方」

外岡秀俊/中原清一郎の2冊目、4つの連作 短編集。「悲歌」父の戦争と引き揚げ、「 生命の一閃」仕事と家庭の不和、「消えた ダークマン」コソボ紛争取材の話、「邂逅」 死と向き合う話とそれぞれ重く考えさせら れる話ばかり、じっくり読んだ。 もう新作を読…

イングリッド・バーグマン「誰が為に鐘は鳴る」

名作と云われながら見ていない映画がまだ まだある。 スペイン内戦の話なのだがこれはよく知ら ない、共和国政府を人民戦線が支援し、で も反乱軍側が勝利しフランコ軍事独裁とな るのだが、やっぱりスペインの歴史はわか らない。人民戦線にヘミングウェイ…

外岡秀俊/中原清一郎「カノン」

外岡秀俊が亡くなったという記事を読んだ。 彼が「北帰行」で1976年文藝賞をとり単行 本を買って読んだのはすぐだったか、働き だしてからだったか。就職して小金を得た ので同世代の新人作家の単行本をいろいろ 買っていたことがある、村上龍も村上春樹 も…

あしたへ

ひとはだれでもかならずいなくなる。いつ でもなんどでもなにかをはじめることがで きる。とわかっていることをかくにんする。

伊集院静「ミチクサ先生」(上)(下)

伊集院静は初めて読んだ、漱石の伝記物語 というので読んでみた。わたしの好みの文 章とは少し違う、説明描写が多くて内省的 なところがない。漱石はあくまで紳士で、 鏡子夫人も素直な女性、わかりやすい人物 設定だがほんとうにそうだったのか。 漱石が新…

ジョン・ランディス「サボテン・ブラザース」

こういう笑いは日本人の好みではないか、 わたしの好みではない。 三谷幸喜が感銘を受けたと云っているよう なので、それはわかるような気がする。 スティーヴ・マーティンは「花嫁のパパ」、 チェビー・チェイスは「透明人間」、マー ティン・ショートはわ…

リチャード・ブルックス「プロフェッショナル」

1910年代のメキシコ革命の頃といわれても まったく知識なし。テキサス富豪の妻がメ キシコ山賊に誘拐され、プロフェッショナ ル4人が救出に行く話なのだが、これがな かなかよくできている。リーダーのリー・ マーヴィンは見たことがあるようだが知ら なかっ…

名古屋市美術館「現代美術のポジション展」

チケットがあったので、コロナ第6波の大 波が来る前にあわてて観に行ってきた。 やっぱり現代美術は楽しくない、非日常を 感じると云われてもわたしにはよくわかり ません。 当然、常設展も観てきた。 赤瀬川原平の「模型千円札事件」コーナー があり、当事…

この3点(9)谷川俊太郎の絵本

いっぱいあるんだけど、みんなぼろぼろにな っている。古い特集雑誌もあり、和田誠との はじめての共作「しりとり」掲載、捨てられ ない。

この3点(8)谷川俊太郎の詩集

ときどきなるほどと思わせる詩に出会う。 それで50年、箱入りの詩集、かっぱかっぱ らったの詩集、佐野洋子との恋愛の詩集、 本格ものから親しみやすいものまで、とき どき手に取ってパラパラとめくって気分で ひとつふたつ読む。それだけである。

ウィル・スミス「ハンコック」

奇妙奇天烈なアイデアを出す作家や脚本家 がいるものだ。この映画も先入観ゼロ、た だ、シャーリーズ・セロンがでるというの で見てみたのだが、これがなかなか驚く。 特にシャーリーズ・セロンがあっと驚くと ころから展開は急転して、話はしどろもど ろに…

テレビドラマ「名建築で昼食を」

まるで知らなかったテレビのドラマ「名建 築で昼食を」全11話の再放送を正月にのん びりと見た。行ったことがあるのは二つだ けだったので興味深く見た、テレ東の深夜 ドラマだったようで、タイトルが気になったので見てみたのだが、あくまで趣味マニアック…

ジム・キャリー「トゥルーマン・ショー」

なかなか奇想天外なストーリーだった。 まったくどんな話か知らなかったので、あ れあれとおかしくなっていくのが、想像を 超えていく、笑えて、怖い。 ラストに視聴者がいともかんたんにチェン ネルを変えるのが強い風刺になっていて笑 える。エド・ハリス…

「きっとうまくいく」再見

2014年に見て以来の2回目、正月にささや かに元気パワーをもらう。忘れているとこ ろもあったが大筋は覚えていた。ドローン の形をはじめて見たが、当時はこれはなん だろうと思ったものだ。インドのIT、研究 開発の土台をあらためて見る、いまは中国 がこん…

2022年のはじまり

そうだった、フリーになってから、半年単位で興味のあるマイブームをすると決めた のだっけ。とりあえず、2022年前半はいま とりかかっているはじめての大きなサイズ の作品を仕上げることだ、 それと運動か、ああ運動嫌いなんだけど、10年後の自分のために。…