2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

門川慶喜「東京、はじまる」

日本の明治の創成期の洋風建築の建築家の 代表格、辰野金吾の伝記というか物語。建 築マニアらしい門川慶喜が達者なストーリ ーテリングで一気に読ませる。日本銀行、 東京駅等、江戸から東京に変わっていく街 を建築家として作り上げていく、まあ豪放 とい…

2箇所目のブリッジ

1個目のブリッジ治療からもう4年目。 今日ようやく2個目のブリッジを被せた。 嗚呼、どんどん人工的になっていくんだ。 今年は花粉症が影が薄く、わたしも明日3 月末でくすりを飲むのも終了する。 今朝もバドミントンをした、近所の知り合 い夫妻に見ら…

contondo公演「沙翁十四行詩集四月になれば彼女は」

亀島のAHAアトリエ・ギャラリーで、な んだろう、パフォーマンスのようなものを 観てきた。この「沙翁十四行詩集」シリー ズの3本目、どれも詩情ではない、観念的 というかおもわせぶりというか、そういう 作家性(演出性)がでているのを特にあれ これ云う…

芸術新潮4月号

つげ義春フランスへ行くという特集があり、 動くつげ義春の写真をはじめて見た。アン グレーム国際漫画賞受賞と個展があった記 事あり、フランスでは日本のマンガが人気 なのだがつげ義春の評価とはレベルが高い、 感心した。またも全集が出るみたいだし。 …

モザイクタイルミュージアム

先週、多治見の幸兵衛窯へ行ったのだが、 もうひとつ気になっていた多治見のモザイ クタイルミュージアムへ行ってきた。都心 へ出るのじゃなく空気がきれいな郊外へ平 日に行くんだからと言い訳をして。 この外観が素晴らしいインパクト、しかも やさしい、…

ジョン・ファブロー「カウボーイ&エイリアン」

先日見た「シェフ」の監督の作品をもう一 本テレビでやっていたので録画して見た。 タイトルが変なんだけど007の人とハリソ ン・フォードだというので中身も知らず見 た。やっぱり変てこな映画だった、西部劇 マニアとエイリアン、ゾンビマニアの水と 油はう…

いまさら3

先日、山場だと云う2週間が過ぎたのでち ょっと出かけようかと書いたのだがそれは 誤りであった。インフルエンザの死亡者数 に比べれば云々とも書いたが、それはそう なのだが感染症の専門家の警告からすれば、 それを超える事態が起こりうるとのことで あり…

佐野眞一「あんぽん 孫正義伝」

あくの強い佐野眞一が、孫正義のルーツと 未来を調べに調べてのノンフィクション。 孫正義もあくの強さでビジネス最前線にい るのだがそのあたりの話はあまりなくて、 父親等の親族、ルーツにこだわった伝記と いうか評伝、やっぱりあくが強い。 あんぽん 孫…

デュヴィヴィエ「舞踏会の手帖」

「望郷」のデュデュヴィエ監督の名作、 1937年フランス映画を初めて見た。オムニ バス形式のなかなかよくできた展開と結末。 過去の想い出に生きる女が想い出は美化さ れて美しく見えるのだと知るいかにもフラ ンスらしい映画だった。 舞踏会の手帖 [DVD] 発…

アクセス数

今日一日のアクセス数が150を超えてい る、いつもは一桁でせいぜいそれを超える かなので異様である。昨日の記事はお気楽 なドライブの話である、一昨日はシェフと いうコメディ映画のお気楽な感想だ、どっ と見に来るはずがない、ちょっと怖い、な んだ…

幸兵衛窯

2週間が山場という話だったので、月曜か らちょっとマイレベルを下げている。コロ ナのリスクとひきこもりのリスクを比べる というニュースをみてそうだなと思う。 大型モールへも行き、今日はドライブで幸 兵衛窯まで出かけた。多治見市の幸兵衛窯 は二百年…

ジョン・ファヴロー「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

今年最後の寒波になるだろうか。 録画してあったアメリカのコメディ映画を 特段期待せずに見る。ジョン・ファヴロー 監督主演といっても知らない俳優、アイア ン・マンやライオン・キングの監督だそう な。これがなかなかおもしろい、よくでき ている。中年…

小野不由美「白銀のおか玄の月」2巻目

ようやく2巻を読了。ところがまだ話が動 かない、登場人物が多くてひとりひとり気 になっていたがもう気にするのはやめて読 み進める。ファンタジーなんだけど超能力 的なものはでてこない、現代の子なんかも でてこない、なにか勘違いをしているのか もしれ…

小津安二郎「お早よう」

テレビで小津をやってるのを見落として途 中からである、無念。1959年作品、佐多啓 二、笠智衆、三宅邦子、久我美子、杉村春 子、みんな若い、でも老けて見える。 笠智衆の子供、弟の方がすごくいい、悪っ ぽくてみてるだけで楽しい、杉村春子はち ょっと意…

ケヴィン・コスナー「ドラフト・デイ」

アメフトのNFLをときどきテレビで息子の 解説で見る。ルールがまるでわからなくて なにがおもしろいのかわからない、ラグビ ーのようにボールをパスで回していくわけ ではない、クォーターバックが投げて取っ たら終わりだ。オフェンスとディフェンス の選手…

辻原登「卍どもえ」

辻原登の2冊目、新刊を図書館で借りて読 んだ。そうなのか、時事と社会風俗を織り 込んで物語を作っていく作家なのか。蘊蓄 や文学映画その他あらゆる知識を披露して それはおもしろい、おもしろい。 広告業界人の富裕でハイソな主人公とそれ につながる人々…

ルネ・クレール「巴里の屋根の下」

1930年の名作。ルネ・クレール初のトーキ ー作品だそうだ。当時は斬新なカメラワー クだったのだろう、サイレントとトーキー の狭間でサイレントの演技にときどき会話 が挿入される、歌は随所に流れミュージカ ルのようでもあり、これらも当時は画期的 な演…

レネー・ゼルウィガー「ジュディ 虹の彼方に」

映画館はクローズドな空間だけど会話をし ないので大丈夫とオープンしているので、 妻がゼルウィガーのファンなので早速新作 を観てきた。ゼルウィガーはなかなか名前 を正確に覚えられないが、年相応のしわも 目立つアンチエイジングをしていないこと に感…

黒土三男「蝉しぐれ」

映画の蝉しぐれである。10年近く前に小 説「蝉しぐれ」を読み、名作、人気作品で あることに納得した。まるで知らなかった たが映画化されており、その映画をようや く見た。市川染五郎(当時)と木村文乃で ある。そうだなあ、こういう話だったなあ、 でも…

「カササギ殺人事件」(上)(下)

ミステリーベストワンを総なめだった本作 を、コロナウィルスひきこもりで読了した。 導入部がちょっとなにかなと思ってるうち に本編がはじまる、まるでアガサ・クリス ティのよう、田舎の邸宅で起こる殺人と探 偵、さてどんなベストワンかなと期待して い…

いまさら2

わたしはジムは休み、クラブも休み、図書 館は休み、買い物には行く、医者には行く けどひきこもりの気分。 喧騒のテレビは見ない、NHKニュースさえ なんだかへんな報道なので見ない。いつも のように本でも読んで、映画かおちついた BS、Eテレ録画を見て暮…

いまさら

嘘と隠蔽と改竄にさもありなんと、もう驚 きはないが、インフルエンザで年3000人 以上亡くなっていることには驚いた。でも こんなふうに大騒ぎにならないし、メディ アの情報ってほんとに恐ろしいと思う。も うかんたんに熱狂してみんなどこへでも行 ってし…