2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夏越の祓え

今日は6月晦日なので、夏越の祓え(なご しのはらえ)として「水無月」を食べた。 京都でそういう風習を知って、そしたら名 古屋でも売っていたのだ。

BBCドラマ「検察側の証人」

テレビで前編後編で放送していたBBC制 作のアガサ・クリスティ「検察側の証人」 を録画して見た。検察側の証人は小説は もとよりビリー・ワイルダーの映画「情 婦」の原作としても有名で、このディー トリッヒ主演の映画はあっと驚くどんで ん返しでほんとに…

木版8:サフラン

200×120 2版3色 背景を思案中、仮作品。

木版7:夏の日

90×90 2版4色

ゼタ=ジョーンズ「ディボース・ショウ」

コーエン兄弟のお兄さんの方が監督したコ メディ。ディボースは離婚だそうで、でも 原題はIntolerable CRUELTY、とてつもな い冷酷とでもいうのか、日本でも大竹しの ぶの「後妻業の女」がよく似た話なのだが、 それをキャサリン・ゼタ=ジョーンズが演 じる…

池澤夏樹「アジアの感情」

そうだ、忘れていた。高熱を出す前に、 SWITCHの新井敏記による池澤夏樹ロング インタビュー本の第二弾をようやく読んだ のだった。 第一弾の「沖に向かって泳ぐ」がとても面 白かったので探していたがブックオフで見 つけたのである。「花を運ぶ妹」を中心…

川上未映子・村上春樹「みみずくは黄昏に飛びたつ」

なぜ読者がついてこられるかという質問に、 村上春樹はこう答える。 信用取引として成り立っているからである。 ここには何かがあるし、それは決して悪い ものではないということを読者と僕はお互 いに理解しあっているんだと思う。 そうなんだ、そういうこ…

さあ次に行こう

しばらく忙しかった、いろんなことに手を 出した。おまけに車を擦って、高熱にうな され、発疹が出た。発疹が出るとまあ経験 的に疲れはピーク、峠を越すという感じ。 この一週間ほど病院通いしながらぐたぐた していた、体重も2kgほど痩せた。 でも、そろそ…

ジョディ・フォスター「マネー・モンスター」

すこしは華やかなものをと、ジョージ・ク ルーニーとジュリア・ロバーツならばいい だろうと見てみた。ジョージ・クルーニー は二枚目なのに三枚目役がお似合いで、で もスイッチが入ると見事に二枚目になると ころがスターである。映画は華やかさとは 違う…

ヴィム・ヴェンダース「アメリカの友人」

ベルリン天使の詩の監督作品なので見なけ ればとようやく見た。この地味なストーリ ーにどんな意味かあるのかよくわからない まま、奇妙な友情というか同志的な感情と いうかそういうものを描いたのか。体調が 悪かったし、わたしにはよくわからない映 画で…

発熱3

高熱以外の症状がないやな感じの発熱で 紹介状をもって大病院へ行った。なんら かのウイルスらしい。戦っているらしい。

池澤夏樹「花を運ぶ妹」再読

高熱を解熱剤で抑えながらアイスノンを枕 に、熱帯のバリ島を舞台にした彼の代表作 のひとつを2006年以来再読、一気に読んだ。 記憶ではミッドナイトエキスプレスをイメ ージしていたがまるでそういう感想はなく 妹の力、霊力というのかみえない力が世界 を…

発熱2

用事があり出かけて帰ったら39.2度 の熱があった。さすがに救急外来に いった、点滴。やれやれ。

発熱

なんか横になりたいなあ、寝付けないなあ、 肩こり、首こりだなあと思いながら、そう いうときはスイミングでリフレッシュだと 行ってきたら熱があった。忘れていた、一 気に力が抜けた。1年ぶりか。

宮本輝「三千枚の金貨」(上)(下)

久しぶりに宮本輝、どんどん読めるという ストーリーテリングは安心感あり。会社の 役員友達の冒険談とでもいうか夢物語であ る。そこにゴルフの話、祇園の話、痔の話、 不倫の話、あれやこれやを詰め込んでほん とうに飽きさせない。ただしお金持ちの冒 険…

国立西洋美術館常設展

最近はここの常設展がお気に入り、この一 年で3回目か。 中世絵画からルネッサンスを観られるのは ここだけではないか、しかも常設で。企画 展は松方コレクション展をやっていたが、 わたしは常設展のみ、すいていてゆっくり 観られる。 イコンとか祭壇画と…

宮部みゆき「スナーク狩り」

宮部みゆき初期の作品。まだ荒削りという か、ちょっと大袈裟なところもあるが、一 気に読ませるところ、人物を書き込んでい くところは流石だと思う。あっという間に 読んでしまった。 スナーク狩り (光文社文庫プレミアム) 作者: 宮部みゆき 出版社/メーカ…

蒼井優のお父さん

別に知り合いでもないんだけど、ちょっと 好きな女優の父親ということだけなんだけ ど、娘との結婚の挨拶に来た彼氏に、こう いうときの典型的な3つのパターンをすべ て経験したいと云い、彼氏に3つともやっ てもらったという記事を読んで、ああ、こ うい…

吉田修一「続横道世之介」

昨日は落ちこんでいたのでずっと本を読ん でいた、きっと明るい爽やかにさせてくれ る確信があった本を。この続編が出るとい う新聞広告を見たとき何故と驚いた、だっ て・・・と思ってたらそういうやり方があ ったんだ。 6年前に「横道世之介」を読んだとき…

自損事故2

めげる。 昨年11月に続いて自宅車庫で擦る、あり えない。家族に免許返上と云われる、笑 い事ではない。

四間道

清州から名古屋へ町が移転してきた徳川初 期に作られた商人の集まったところが戦災 にあわず残り、名古屋市の町並み保存地区 に指された四間道(しけみち)は若い頃か ら地名は知っていたがいちども訪れたこと がなかった。名古屋探訪として円頓寺商店 街と…

原田マハ「サロメ」

先日、モロー展でサロメを観て、興味を持 ち関連本を探していたら、小説ではあるが 原田マハの本があったので読んだ。 ここでは戯曲サロメを書いたオスカー・ワ イルドとイラストレーター(かな?)のピ アズリーの物語としてとても興味深く読ん だ、両者と…