2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョン・スタージェス「荒野の七人」

ハリウッドでリメイクした作品として知っ ていたが見たことがなかった、テレビで放 送したので録画して見た。えええ、格が違 う違いすぎる。七人の侍の重厚さ、戦闘シ ーン、個々の描かれ方、すべてにおいて差 がありすぎる、驚いた。ユル・ブリンナー が志…

人生百年時代

政府が仕掛けメディアが競って取り上げて いる人生100年時代、生涯現役、100歳ま で生きるのに備えよとのこと。 厚労省の平成29年簡易生命表を調べてみた。 65歳の平均余命は男19.57年である、平均 なのでよくわからないが、寿命中位数(半 数が生存する年令…

宮部みゆき「荒神」

荒神は竈の神様、台所の神様、でもこれは 違う、原発を暗喩した話かなと思っていた がそれも違う。ただ人の暗部、悪がもたら す災難に立ち向かう物語。でもやっぱりな にかがそこに隠れているような、でなきゃ あんな怪物をだしてくる必要がない、シン ゴジ…

木版画展 in 栄

栄のギャラリーチカシンという画廊で木版 画展が開催されており、つたない作品を出 品した。いろんな手法がありこれから長く 楽しめそうだ。

パナソニック汐留美術館「ギュスターヴ・モロー展」

なぜか惹きつけられるモローである。 昔、残念ながらモロー美術館へ行けな かったのでそこの所蔵品展というので観て きた。サロメを主題にした作品が、有名な 「出現」をはじめとしてたくさんあって面 白かった。あれは洗礼者ヨハネなんだとい まさらながら…

ピエール・ルメートル「傷だらけのカミーユ」

カミーユ三部作の最終作、ようやく読んだ。 レベルが下がらないしっかりした作品、最 初から暴走するが意外の展開に、亡妻イレ ーヌを忘れられないのにあれっと思いなが らも話は息もつかせず進んでいく、カミー ユをはじめ脇のキャラクターもうまくて読 ま…

F・トリュフォー「終電車」

テレビで懐かしい映画を放送したので録画 して見た。1980年だから26才のときに映 画館で観た映画だ。フランソワ・トリュフ ォーは最初に「アデルの恋の物語」を観て しっくりこなかったが、「トリュフォーの 思春期」を観てなるほどなあと感心しそれ からい…

「ドキュメント宇宙飛行士選抜試験」

光文社新書の標記の本を読んだ。 1000点刊行を記念した「光文社新書この 一冊」という無料冊子を本屋でもらって 読んでいたらこの本に興味を持って読ん でみた。 夢を持ち続ける、やりたいことを求める ことの重要さをひしひしと感じる、と安 易な感想になっ…

木版6:トルコ桔梗

120×200 2版2色 これを出品するつもり。

加藤典洋「9条入門」

内田樹が衝撃を受けたというので9条入 門という本を読んだ。断片的に知っていた 経緯と変遷を整理、確認し今の改憲護憲の 背景を見直すべく読んだ。権力の誇示と争 いに翻弄された新憲法とその解釈はさてお き、最もそうなのかと突き刺さったのは、 戦中の…

佐々木譲「地層捜査」

ちょっとやっかいな本を読んでいるので、 気分転換で並行してエンタメを読む。ブッ クオフで見つけた読んでいない本。安定し た面白さ、新宿の昭和の雰囲気の古い町で 起きる出来事、どこもきれいになって明る くなって、でも陰影が必要だとわかる。 地層捜…

柳広司「二度読んだ本を三度読む」

誰と間違えたか、柳広司という作家の岩波 新書だった。タイトルが三度読むとあるの で手に取った。これからは新作を追うより も持っている本を読み直すことに重点を置 こうと決めているのだがなかなか・・・。 で、このタイトル、18作のうち10作を読ん でい…

木版5:福寿草(蔵書票)

蔵書票は興味があります。これから。

木版4:ほたるぶくろ(蔵書票)

まあ、彫刻刀に慣れるということ。

木版3:春の日

とりあえず作ってみた3作目。菜の花。 ちなみに、体験で作ったのが、 1作目、 2作目、 ktoshi.hatenablog.com

木版画展

入会してまだ4か月程度なのに、さっそく 作品展に出品する。名古屋栄のギャラリー チカシンにて「あかまんまくらぶ木版画展」 を5月下旬に開催。作品は追って掲載予定。

母の日

母の日は妻の日。

文化のみち

20年ぶりの名古屋なので、名古屋探訪の 第何弾。名古屋のお屋敷町、旧武家屋敷 の白壁町界隈は文化のみちとして観光資 源となっているので行ってきた。二葉館 と撞木館は名古屋市が所有する施設で、 観光ボランティアに聞いたところ、2005 年の愛知万博のと…

永島慎二「人生激情」

ちょっと軽い本を読もうと書棚を物色して いたら、永島夫人に頂いたマンガ本があっ たので再読、未刊行作品だったようだ。 彼はざっくりと3つの時代に分かれるが、 1.貸本から漫画家残酷物語まで 2.虫プロから漫画のおべんとう箱まで 3.隠居漫画家とし…

2000回目

2005年から備忘録としてブログをはじめ て2000回目、2000日となる。14年とすこ しである。1年に140日くらい書いている ということか。 平成は1989年からなのだが、わたしの中 では2001年が区切りになっており平成の 印象は明確ではない。1989年は35歳だ った…

宮本輝「田園発港行き自転車」(上)(下)

久しぶりの宮本輝、なにも考えず物語に浸 りたいときに最適。登場人物はちょっと複 雑に絡み合っている、みんないい人ばかり、 そこで自由に泳いでいる感じ。 10連休に混雑を避けて出かけないようにし て、大掃除、大片付け、読書三昧。ヨガも スイムも休み…

庭10.スミレ

これがスミレだ。植えてないのにさりげな く咲く、クローバーのすきまから清楚に顔 を覗かせる。買ってくるんじゃなくて野草 なのだそうだ。

庭9.プリペットレモンアンドライム

植木屋でレモンライムという名前で売って いた。帰って調べたらプリペットレモンア ンドライムという名前なのかなと思う。

佐藤優「十五の夏」(上)(下)

平田オリザが16歳で自転車世界一周をし たことの本を読んだ時も驚いたが、佐藤 優が15歳で東欧、ソ連を40日一人旅をし たことにも驚いた。わたしの15の夏はな にもない夏休みを享受していただけだし、 はじめて無計画の一人旅(国内)に行っ たのはようやく1…