2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

出口治明「全世界史」 (上)(下)

文庫2冊で世界史5000年を語る、わからな いところは流しながらも読み切ったぞ。 高校は2年3年と2年間にわたって世界史の 授業があった、受験で選択しようがしまい が関係なしである。わたしは選択していな かったので、ボーとほおずえをつきながら (あるい…

名古屋市美術館「印象派からその先へ」展

改元のためGWは10連休、でも何割の人 が10連休なんだろう、働いている人もい っぱいいるのにテレビは大騒ぎしてうんざ り。わたしはいつも連休なので関係ないの だがそれでもつられて名古屋市美術館へ出 かけた。吉野石膏の企業コレクション、印 象派から20…

庭8.レースラベンダー

勢いがないのだ。

庭7.シクラメン

さすがにシクラメンは知っている。これも ちょっと変わった花びらである。 左はうすいピンク、右は濃いピンクなのだ が、遠目には白と紫のように見える、云わ れてよく見るとそうだなと思う。

庭6.キモクレン

知らなかった、モクレンの花は、つぼみの 時には毛で覆われていて、なんだこれはと 思っていたら開花したのでした。

庭5.エニシダ

はじめて聞く名前の花、花弁が変わっている。

庭4.キリシマツツジ

ツツジにもいろいろある。 キリシマツツジだというがそうなのか。 離れてみると花の赤が見えにくい、云われ るとよくわかる、色弱とはむつかしいもの だ。

平野啓一郎「ある男」

「マチネのおわりに」がとてもよかったの で、次作の「ある男」も期待感があった、 読売文学賞も取ったことだし。 亡くなった夫が誰だったのかわからない、 という主題から、わたしだって何者なのか と重厚な物語が展開されていく。重層的な 思考が大きなス…

contondo公演「青年と死[春]」

名古屋の御器所のクロッキーF美術館とい うところで演劇を観てきた。芥川龍之介の 戯曲を演出するというので、全集を引っ張 りだしてきて読んでみた。うーん、よくわ からん、当時大学生のころ全集の気に入っ た作品に、目次に鉛筆でチェックを入れて あるの…

庭3.ムスカリ

20年前までは庭のことには全く興味がな かった。マンションから戸建てに来て、 最初の春、妻主導でいろんな花、木を買 ってきて植えた。いまだよくわからない のだがひとつひとつ。 ムスカリという、花がぶどうみたいなの でブドウヒヤシンスが別名らしい、…

庭2.ドウダンツツジ

スズランのような花だな。 はじめて花が咲くのをみたような気がする。

庭1.芝桜ダニエルクッション

芝桜のなかで花が比較的大きい。 芝桜にもいろいろあるんだな。

「恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」

見覚えのある俳優だが、ジェフ・ブリッジ ズという名前を知らなかった。名作「ラス ト・ショー」の友人役だがつながらない。 大人の映画だ、兄弟、恋人とのわりと普遍 的なドラマだが渋く演出されていて好感、 上階の女の子や犬のエピソードも上手なス パイ…

「銃・病原菌・鉄(下巻)」

上巻を読んだのは2012年2月だった。 あれから7年、ようやく下巻を読んだ。上 巻での感想と同じだ、面白いのだが長い、 長すぎる、人は与えられた環境の中でしか 生きていないことがわかる、そしておよそ 限りなく理不尽に死んでいくのだ。 歴史は科学だ、理…

伊丹十三選集第三巻日々是十三

そして第三巻。これが一番面白い。奥さん のこと、子育てのこと、日々の生活、すべ て伊丹らしいこだわりに満ち溢れている。 この巻の編者は子息の池内万平、巻末にエ ッセイあり、これがじつに面白い、子育て ポリシーで子息はいかに育ったか、どう思 って…

生検2

首と肩に瘤のようなものができ膿んだので 大きな病院へ行って治療と生検をしてもら った。良性と疑いもなかったがこの2週間 はなんとなく落ち着かなかった。あたりま えのこと、ふつうのことができるのはなに ごとにもかえがたいとくりかえしくりかえ しな…

ショーン・ペン「カリートの道」

アル・パチーノ主演の映画なのだが、助演 のショーン・ペンが突出している。若い、 有名になってからウディ・アレンのギター 弾きの恋の主人公だった俳優かと思ったこ とがあるが、これはもひとつ若い、危ない 弁護士でとにかく危なすぎる。そういう映 画だ…

30年前のこいのぼり

綿のこいのぼりの、黒くて金太郎が乗っか っていた真鯉と赤い緋鯉は市へ寄贈して、 残していたのは青い子鯉のみ。探し出して 物干し竿に干してみた。

ここで暮らす

ストレスフリーの自由を満喫した「無為」 の一年だった。想定外の心境の揺るぎはあ ったものの、まあ上出来な一年だった。 1.きちんと大阪の生活を閉めて、こちら の生活を立ち上げ、長いリフォームも片づ けて落ち着いてきた。 2.妻と分担をして家事を…

桜まつり

岩倉の五条川の桜まつりに行ってきた。 20数年ぶりのことだ。 昔、義父が息子に買ってくれたこいのぼりは こうやっていまも作られる、だろう。

ショーン・コネリー「レッド・オクトーバーを追え!」

ここしばらくなぜ娯楽映画を見てエンタメ 小説を読んでいるかは、瘤ができて摘出、 治療中かつ生検中だからあまりなにかをす るのが億劫なので・・・。 さて、しばらく見ていたらこれは見たこと があるぞ、マンガ沈黙の艦隊かな、いやや っぱり見たことがあ…

高村薫「黄金を抱いて翔べ」

高村薫のデビュー作らしい。最初から圧倒的な 人物造形、疾走感、ディテールの細かさ。のち に直木賞を取ったときに推理、サスペンスを書 いているわけではないと云ったようだが、確か 人間を書こうとしているのがわかる。ここから いっきにマークスの山まで…

ヒッチコック「裏窓」

グレース・ケリーをアップでとにかく美し く撮りたかったんだろう。ヒッチコックの お気に入りだということがわかる。 大昔観たときはとても感心したが今回はそ うでもない、でも保険会社からの看護師さ んがいい、はっきりものを云う、そうグレ ース・ケリ…

作品展搬入

水彩画講座の作品展が始まった。 2点出品で、1枚はこの講座で描いた烏賊 であり、ぬめっとした水気のある質感を教 わった。もう1枚は以前に描いたソフラン、 小磯良平の真似である、講座での描き方と は違う方法、鉛筆の輪郭線を残す、影も鉛 筆で描いてし…

色弱19:黒を混ぜると

色相環を見ていてふと思ったことなのだが、 青に黒を混ぜていってもやはり青であり、 緑に黒でもやはり緑であるのに対し、赤に 黒を混ぜていくと茶という云い方になる、 橙に黒でも茶になり、黄に黒でも茶になる のだ。わたしはレンブラントの水彩絵具の 2…