2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

名古屋ボストン美術館「ルノワールの時代展」

ボストン美術館所蔵の印象派を中心とした 展覧会を観てきた。名古屋ボストン美術館 は契約終了が決まり閉館するそうで残念だ が、やはり美術館は借り物ではなく自前で 育てる必要があり、県美と市美が協力して いってほしいと思うがなかなかそうはいか ない…

池田晶子「14才からの哲学」

哲学についての最初の一冊。 哲学の本というとプラトンからキルケゴー ルとか哲学者がなにを考えたかという本が あふれているがそれを読んで自分に直結す る哲学的思考をすることができるのかよく わからず、結局本屋でこの14才の中学生 向けの本を最初に…

真田丸の長野里美

現在唯一の見逃していないテレビ真田丸。 (録画して見ている) 大阪和歌山のイメージでいたのに、なぜ信 州上田なんだというまるで知らない歴史を 辿っている。そして長野里美である。昨日 のシーンはひっくり返った、それに病弱は どうなった、おこう様。

映画版「海街diary」

地上波民放テレビの映画でそのまま見たの は久しぶり。是枝監督の端正な映画との評 判から期待していたが映画館まで行くとい うわけではなかったのでテレビで見た。 (CMがうるさいと再認識、テレビを見な くなっている理由がわかる) マンガ版を絶賛して…

重松清「加油(ジャアヨウ)」

五輪の街からという副題の北京オリンピッ クの観戦記。といいながら熱心な観戦記は なくてオリンピックで盛り上がる北京市民、 出稼ぎ者、エリート若者等と交流した、い やうまく交流できなかったことを含めての エッセイ。彼が云うところは真っ当で、そ れ…

ダニエル・デイ=ルイス「リンカーン」

これはスピルバーグの映画というより、主 演のデイ=ルイスの映画だ。 リンカーンがそして南北戦争が奴隷解放と いうきれい事だけでないことは知っていた が、この駆け引きについてはまるで知らな かった。トップに立つ人の(しかもアメリ カ大統領だからな…

もの憂げ2

結局、収入がいくらかあって、きちんとした 暮しをして、楽しみもあり、さらになにか お役にたちたいとも思いと、いままでの生 活の延長線上をイメージしているのはだめ なんじゃないかと思ったり。鷲田清一では ないけれどちょっとだけ哲学をかじってみ よ…

もの憂げ

GWは変則3連休が続いてなんだかもの憂 げだった。仕事のモチベーションかリタイ ヤの思案なのか余計なことを考えてしまう。 国の統計を見ると、1954年生まれは生 存率が91.7%で、驚くことにすでに同 級生の8%が亡くなっており、平均余命は 2…

村上春樹「女のいない男たち」

まだ読んでなかったと買ってきて読了。村 上春樹の短編は物語というよりある空気感 を描き出すというのだろうか、なにこれと いうところからじわりをしみわたる感覚が おもしろい。どの短編もなにこれからはじ まってうーんとうなって読み終える。私に はそ…

こどもの日に

たとえ年をとっても、みずみずしい原風景 を心の中に残している人は、体内の暖炉に 火を保っているのと同じで、それほど寒々 しくは老け込まないものだ@村上春樹

ふんばりの4月から5月へ

ブリッジを入れてからなんとなくしっくり こない、そのせいかふんばりが利かない。 それでも青々した新緑の若々しさを見て、 夜の歩き、ヨガ教室、まだまだふんばりも 利くと思いたい。