2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

別冊文藝平田オリザ

平田オリザのことは先入観があった。 「その河をこえて、五月」をDVDで見た (2005年8月25日のブログ)だけで、あとは 静かな演劇とか云われる端正な地味な芝居 を作る人で、なぜか鳩山元首相の演説原稿 を書いて、最近はロボット演劇をしている ぐらいな…

スタジオジブリ「夢と狂気の王国」

レンタルショップで見つけてようやく見た。 ものづくりの現場はおもしろい、けれどそ れが十分に表現されていない、夢も狂気も なにかものたりない。宮崎駿の抱える葛藤 や矛盾はそこそこ表れているけど、NHK 特集で見たものを超えているわけではない。 …

寂しさの歌

昨日の「詩のこころを読む」を読んでいた とき、最後の方で金子光晴の「寂しさの歌」 が出てきた。茨木のり子はこの詩を代表作 と云い、私はまるで知らなかったけど。そ れでとても驚いたのだが、すこし前にwebで 平田オリザの三つの寂しさと向き合うとい う…

茨木のり子「茨木のり子詩集」

岩波文庫から谷川俊太郎編で茨木のり子の 詩集がでている。岩波文庫になるというこ とはずっと作品が残っていくことであり、 現代の詩人としてははやい登場といえるの ではないか。倚りかからずや自分の感受性 くらいや私がいちばんきれいだったときな どの…

茨木のり子「詩のこころを読む」

岩波ジュニア新書のこの本は、詩の入門書 として有名らしく、茨木のり子の誠実な解 説で、ほう、そういうところを読みとるの かと感心する。ロングセラーになっている 本だということがわかる。

原田マハ「シヴェルニーの食卓」

ようやく文庫になったので読んだ。 ドガ、セザンヌ、モネたちの側にいた女性 からみた画家の世界を見てきたかのように 書かかれた作品。モネの世界に好感を持つ が、やっぱり興味深いのはタンギー爺さん だな。ほんとうはどんな人なんだろうと興 味深い。

子どものためのシェイクスピア「ロミオとジュリエット」

この芝居のシリーズを見始めてからもう 20年近くになるのだろうか。それで今年 はロミオとジュリエット、加藤健一の息子 がロミオらしい。会場は天王寺の近鉄アー ト館、昨日の夜公演、ほぼ満員の入り、た だし子ども達はちらほら、ほとんど大人達。 さて…

佐々木譲「廃墟に乞う」

なにか寝ころがって読むかなあと思って、 またも佐々木譲。これは短編集、テレビド ラマになりそうな話、知らなかったけどこ れが直木賞受賞作。

野田秀樹「エッグ」

テレビで放送していたので録画して、今日 日曜の夕方に見た。スポーツと音楽が熱狂 を演出しどこかで利用されている、その話 が後半、満州国、731部隊につながって いく。寺山修司のオマージュもあるのか、 それも絡みながら、複雑に話は展開してわ かり…

折々のことば

朝日新聞の鷲田先生の集めたことばはいつ も意外性があって楽しい。 これには感心した、孫さんのことば「髪の 毛が後退しているのではない。私が前進し ているのである。」すばらしい、仕事のや り方はよく知らないけど孫さんの疾走感が よくわかる。

胃カメラ

一年振りの胃カメラ、かわらず胃潰瘍の痕 あり。もうやめたいと思っていたら先生に 来年もやりましょうと押し切られた、つい でに2年振りに大腸カメラもとダメ出しさ れてしまった。

司馬遼太郎「街道をゆく本郷界隈」

久しぶりに街道をゆく。これは漱石がらみ で読んだのだが、漱石ってほんとうにいろ んな切り口があるのですね。

日めくり

我が家のトイレの小さな日めくりのひと言。 「深い川は静かに流れる」 そうですか。

やっぱり猛暑の7月

今日はPLの花火で、マンションのベラン ダから高く上がった花火だけがみえた。 これから8月なので猛暑といいたいところ、 すでに夏バテ。毎晩約2kmを歩くだけで 精一杯、日曜のヨガ教室のみ。 タニタの体重計を更新、体脂肪は15.8、 内臓脂肪は1…