2011-11-07から1日間の記事一覧

白石一文「永遠のとなり」

もうこの作家には手を出さないつもりだったが。 主人公と子どもの時からの親友が、それぞれ「うつ」と「がん」になって、 故郷へ帰り暮らしている。その切実感と一方でふんわり感、そして生と死 に向き合うことで、私に強く語りかけてくる。だから、いつも登…