2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

谷崎潤一郎「細雪」(上・中・下)

いわゆる大阪物の名作として、「夫婦善哉」に続いて 「細雪」3巻読破しました。 おもしろいおもしろい、阪神間の上流家庭の生活が、 いきいきと描かれている。大阪、神戸、京都の有名な 地名、店の名前がいろいろと出てきてそれも興味深い。 ストーリーは昔…

ビル・コンドン「ドリーム・ガールズ」

モータウンのシュープリームスをモデルにしたミュージカル。 中年のおちぶれたエディ・マーフィがよかったし、ダイアナロス役 のビヨンセがよかった。一世を風靡したモータウンが、こんなところ から成長していったのはアメリカンドリームだったと感慨深い。

会田誠「滝の絵」

ルノアール展を観た後、別のフロアで、会田誠が「滝の絵」という絵を 公開制作をしていることをHPから知っていたので見に行く。 ちょうど、画家本人がいて、最終日なのだろうか、非常に細かい部分に 筆で手を入れているところに遭遇する。もうほんとうに細…

国立国際美術館「ルノアール展」

閉会まであと1週間にせまった日曜日、いつもは早い時期の 土曜の午前中に行くんだけど、近くまで行ったので観てきま した。すごい人出、日本人はルノアールが好きなんだな。 私はあまり好きじゃないんだけど、1枚気に入っている絵が あるのでそれを観てき…

喫茶室cobu「第5回永島慎二作品展…好きなもの」

今年はこの時期、永島慎二の遺作展の案内がないなあと思っていたら、 なんと2010年6月10日(木)〜6月22日(火)に、いつもの喫茶室 cobu にて開催されているではないか。先週は10、11日と、今週は日帰り で東京出張があるのに行けないではないか。残念。

クリント・イーストウッド「ミリオンダラー・ベイビー」

女ロッキーのドラマと思いきや、後半思わぬ展開、そして 賛否が巻き起きるに決まっているラスト。 モーガン・フリーマンが相変わらずいい役を、そうかこれで アカデミー賞助演男優賞を取ったのか。

姜尚中「在日」

いまや日曜美術館の司会者でもある教授のわかりやすい自伝。 このなかで牧師の方が、犠牲を強いる活動、運動をしなくて も、もっと大きな視野で、すぐに負けと受けとめる必要がな い、いつの日か・・・という発言をされたところに感じると ころがあった。正…

宮本輝「星宿海への道」

とにかく物語を読みたいときは宮本輝。

森まゆみ「アジア四十雀」

森まゆみもこんな時期があったんだなあ。 子育てが終わって、今の大きな仕事をされる間に、 リフレッシュなのか、鬱憤晴らしなのか。 そっと期待している作家である。

アガペストア「BIGBIZ宮原木材危機一髪」

後藤ひろひとを知ったので、その作品をDVDで観る。 松尾貴志を中心としたアガペストアというユニットの 芝居で、後藤ひろひとも参加している。 面白いといえば面白いけど、テレビにでてしまった役者 は、やはりその色がでてしまうのはなぜだろう。