2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

高島屋美術画廊「藤井勘介絵画展」

たまたま覗いたら、去年のグループ展で頭の中に残っていた 藤井勘介(介は本当は土偏の介)の個展をやっていた。画家 ご本人もいてすこしだけ話を聞く。高島屋でははじめての個 展とのこと。花、野菜の存在感がすばらしい。縦長の椿とか ほしいなあとおもう…

門井慶喜「天才たちの値段」

私の好きな美術ミステリー。でもすみません、 私の好みでは在りませんでした。

藤沢周平「海鳴り」(上)(下)

今回も出張のときに藤沢周平を持参。蝉しぐれに次ぐ 2冊目は海鳴り。 ほとんど現代の話、それを江戸時代に置き換えて話が 進んでいるよう。紙問屋の経営者が老いを意識するこ と、妻との関係、不倫、跡継ぎ息子の行状。まったく 今そのものの話。たしかにう…

劇団カオス「ひーはー」

今回は後藤ひろひとの作品だが私はいままでテレビでガマ王子 (映画はパコと魔法の絵本)とガス人間の芝居しか見たことが なかったのだが、これを観て後藤ひろひとを見直した。 なんといっても原作の面白さが一番。いや脚本、演出の紺野ぶ どうということに…

白石一文「私という運命について」

出張の行き帰りに一気に読了。この作家には珍しく 読みやすく一気に読んでいく。キャリヤの女性が成 長していくストーリーでどんどん読める、面白い。 でも後半、やっぱり子供を産むのがすべて、夫が死 んだら私もという価値観は、ある安定層には抵抗が ない…

黒井千次「高く手を振る日」

久しぶりの黒井千次、70歳を越えた男と女の純愛 小説と昨日の日曜の朝の新聞広告で読んで、その日 の午後たまたまジュンク堂へ行ったら目に止まって、 薄い本だったのでこれは立ち読みできると踏んで、 ジュンク堂のイスに座って読みました。 うーん、行き…

42:近藤嘉文を真似て橋の上

ジブリの背景を描いている近藤嘉文のスケッチ画を 真似して描いてみました。

41:安野光雅を真似てサントクリア

40:安野光雅を真似てリバプール

39:安野光雅を真似てアムステルダム

好きな安野光雅の模写といえばおこがましい。 これは模写ではなく、適当に真似して描いただけ、 だから構図もいいかげんに違うし色も違う。 でも描いてみるとよくわかる。安野光雅とはまった く違う絵だ。あたりまえだけど。