2007-01-01から1年間の記事一覧
もうひとつメゾチントを作る。 この漆黒は好きだ。 じっくり腰をすえて、やってみたい。
吉田拓郎がいた広島の、あの時代と、あの 音楽シーンと、そして拓郎がそこにいる。 続編を。(1785)
走ることを例えて、小説を書くことを語る。 地道に積み上げていくことを正直に語り、それが非凡な 才能であることを明らかにしている。 感心した。(1500)
なんと2ヵ月半ぶりに版画教室へ。 アイデアがないので、デザイン的なものを 急場しのぎでこさえて作成。 また、ヤル気を出そうね。
MAZE (双葉文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2003/11/01メディア: 文庫 クリック: 34回この商品を含むブログ (77件) を見る前半は面白く読めるのだが、やはり後半はだれる。 いかにも計画を立てずに書き出したんじゃないかと 予想してしまう…
いっぱい並べすぎでおなかがいっぱいになってしまう。 いつもあまり見られない油彩が見られたのはよかったが。
椎名サーガの一冊。家族のかたちが変わっていく。 椎名も年を取っていく。(315)
天才米原万里の2冊目。面白すぎる。 しかもゴルバチョフ、エリツィンの同時通訳、 TBS秋山さんの宇宙飛行士の通訳、はたまた 椎名誠のシベリア取材に同行し、シナメンスキーの 名付け親だったとは知らなかった。(105)
先回の2回目を休んだので、これが2回目。 今回はまるごとフーガの練習。 いや、ほんとうに声が出ない。難しいところの 音程がきっちり出せない。おまけに、今日は となりのおじさんが、地声で、声が大きい。 しかも音程が全体的にずれている。 いやあ、こ…
ようやく恩田陸がすこしわかってきた。いろんな作品が つながりを持って構成されている。短編は、その導入部であったり、 謎をそのままに放置したり、それで知らない間に、多くの 作品を読むことになってしまうのだ。(105)
ラスベガスの喧騒の街の小さな静謐の空間としかいいようがない。 セザンヌ、ピカソ、モンドリアン、作品は少ししかないが、 ほっと一息をついた場所であった。 ただし、館名はいかにもインチキくさい。
今年も抽選にあたり、5年目の一万人の第九である。 とりあえず5年は続けようと思ってきたので、今のところ テンションは低いが、がんばろうと思う。 5年の内、最初の3年は初心者クラス(12回レッスン)、 4年目、5年目は経験者クラス(6回レッスン…
今年も高校演劇全国大会の優秀作品をテレビから録画して、 1日に1本づつゆっくり観た。 「塩原町長選挙」「紙屋悦子の青春」「あげとーふ」「躾〜モウと暮らした50日」 の4作品。あいかわらず高校演劇は熱い。過疎問題も、親子関係も、戦争も、 差別も、…
そのとおりの中身であり、共感できるところは多いのだが、 それでもやはり違和感があるのはなぜだろう。林望と私は 違うのだという当たり前のことで、私のやり方があるのだ と思いたい。(105)
久しぶりに最近の女性作家読んでみるシリーズの1冊。 ありそうでなさそうな話をわりと表面的になぞっていく。 なんとなく消化不良。愛人との対決と交流は面白いけど、 全体にもっと膨らませられたのでは。 映画は風吹ジュンなのだから、観たい。(105)
が亡くなられた。彼の高音の艶はほんとうに美しかった。 一度だけ遠くからコンサートで聴いたことがある。白い ハンカチーフを持って遠くからでもよくわかった。
これも高校生もの。喧嘩に明け暮れる青春というのは 想像できない、読後の爽快さはない。 椎名誠サーガの一冊。(105)
まあ、わりとわかりやすいオーソドックスな 旅行法でした。(105)
NYの美術館特集です。フリックコレクションは いまも思い出深い美術館でしたが、ここでフェルメールを 本当に何枚も観たという記憶が薄れています。 その記事につられてつい買ってしまった。(1900)
ベストラー作家赤川次郎の本をはじめて買った。 大阪へ引っ越してきて、一度は文楽を観に行きたいとは 思っているのだが、先日も思った日にチケットがとれなくて、 これもいつかはというところだ。 それにしても赤川次郎は、かなりの硬派、骨があることを知…
芸術家在外研修制度の一員として、一年間ロンドンに留学した際の 英語苦労話を中心としたエッセイ。志は、国立の演劇学校をいつか 造るための礎になるということらしい。 まだ、鴻上演出の芝居を観たことがないので、いつかは観よう。 (105)
評判がよかった映画をようやくテレビで観ました。 よくわからなかったので2回観ました。 ラストシーンの未来で待つ、走っていく、というのは、 いろんな解釈がありそうで、だからより作品の価値を持つのだろうな。 高校生ものはやはりせつなくて好きだとし…
録画しておいたのをようやく見ました。 芸大では卒業制作で自画像を描いて、大学で全て保存していたことは 知っていた。それをすべて見てみたいものだとかねがね思っていた。 大学美術館でその一部を展示する展覧会が開催されており、それと 連動したドキュ…
前半は読ませるが、後半は寝っころがって、もう 何も考えずに一気に。もともと寝っころがって 読んではいたんだけど。(400)
行けそうもない世界各地の紀行はどれを読んでも楽しい。 しかもイギリス紀行文学とからめて語り、沖縄やトルコ イスタンブールを歴史に絡めて語るのを読むことの 喜び。(105)
具象は抽象があっての具象だという話と、 具象は写実ではないという話が刺激を受けた。 具象という概念がよくわからなかったので すこしヒントになった。(540)
[rakuten:book:12101705:image] 永島慎二の三回忌を終えて、家族が遺作集を私家版で関係者に配った。 それが編集者の目に留まり、一般書籍として刊行された。 私はたまたま私家版を頂戴したのだが、永島慎二の漫画から趣味の 世界を網羅して、本当に楽しい遺…
1ヶ月以上ぶりの教室へ、怠けており、どうもいけない。 先回の口縄坂にソフトグランドで石畳にトーンを付けよう としたがまたもやうまくいかず。 ここしばらく、気持ちに余裕のない生活を送っており、 それがこういうことにも反映していると思われ、 これで…
4月以来の芝居見物。我が家の恒例となっているシェイクスピア、 子供のためとはいいながら、大人がみるのに問題なし。 ただし、今年の公演は、妖精が出てくる喜劇なので、いつもの 悲劇物に比べて、かなり子供を意識した演出、大げさな演技と、 せりふで子…
亡くなってこんなに有名な通訳者、作家であることを知った。 で、一冊とにかく読んでみようと、処女作にして読売文学賞 受賞作品。まいった。どうして世の中には、天才がいるのだろう。 魅力的な未知の世界があるのだろう。こうやってときどき、 ぽっと完璧…