2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

(20)れんげ草2:ドライポイント

21日のれんげ草は花弁に彩色してみたが、 今回は葉っぱに手彩色してみた。 ついでに、淡彩でたんぽぽを描く。簡単でいいな。→

男はつらいよシリーズ41〜48作

ふと41作マドンナ竹下景子のウィーン旅行のを観た。 時々観た初期中期の寅さんはあまり好きではなかったが、 枯れてきたようで抵抗なく観られた。42作予告を ぼんやり観ていたら次回からゴクミシリーズですと云う。 で、42作マドンナ檀ふみとゴクミを…

クラッシュ

去年のアカデミー賞作品賞受賞作。 登場人物が複雑に絡み合って伏線になるというのは、 よくあるパターンで、よくできた脚本だなと感心する のだが、本当に感心するのは、登場人物がいい人 悪い人に分けられてなくて、それぞれが両方を持って いることを示す…

大阪市立近代美術館心斎橋展示室「佐伯祐三とパリの夢展」

国立国際美術館とサントリーミュージアム天保山との3館合同の 展覧会のひとつ。大阪にある美術館が所有する作品を構成しなお して展覧会をする企画のようで、いろんな知恵をだして興味を持 てる形で見せてほしい。 大阪市は多くの佐伯祐三コレクションをも…

Yチェア

ハンス・ウェゲナーのYチェア(チェリー材)。 シェーカーチェアは(↓)。 http://www.eonet.ne.jp/~fushinshi/private/chair.htm

暮しの手帖26号

編集長に松浦弥太郎を迎えて新しくなった「暮しの手帖」 を買ってみた。ただ、そう簡単には変わらない、しばらくは 期待していよう。 昔、結婚した時に先輩夫妻より定期購読のプレゼントを もらってた以来のことか。

-005-高村薫「照柿」

合田雄一郎三部作のマークスの山に続く2作目の読了。 重苦しい作品で、合田がひとめぼれしていまうことに 気持ちが入れ込めなかったが、ラスト近くで合田の 深層部分のどんでん返しが効いた。 熱処理工場の描写はまあなんとなくわかる世界であり、 達夫の美…

-004-三島由紀夫「暁の寺」

3作目はむつかしい、特に第1部はほとんど読み飛ばすだけ。 輪廻転生に仏教というか宗教とその歴史の理論があるのだと いうことだけはわかった。 後半は華族系上流階級の人間関係に輪廻の女性が絡んで、 華やすぎる文体が踊る。 あと1作、最終巻だ。

(19)れんげ草:ドライポイント

今年初めての教室へ。本当はクリスマス用に配られた ちいさなプラ板だが、12月はできなかったので、 ようやくれんげ草を描いた。その花に手彩色をしてみた。

COW BOOKS

松浦弥太郎の中目黒の古書店を訪れる。 小さな本屋で驚く、でも品揃えはびっくりすることはない。 恵文社一乗寺店や初期のヴィレッジバンガードでの驚きと 差はない、というより同様に思える。 でも本のセレクトショップというのは好きだし、それよりも 移動…

-003-辻井喬「暗夜遍歴」

辻井喬こと堤清二の母親を機軸に、家族の、いや家族とは呼べない、 一族の成り立ちを辿る。歌人としての母親がそれによりバランスを 保っていたことを、堤清二は理解し、自分も同様に詩作や小説を 書くことによって、経済活動がなしえたのであろうと思わせる…

ぎゃらりい沙羅

河内長野市の新興住宅街の一軒家がそのままギャラリーに なっているすこし不思議な店で、陶芸家伊藤良典の作品を 久しぶりに見る。昔、陶芸を齧っていたときの先生である 伊藤先生のご家族もお元気だとの話を伺い懐かしさが増す。 HPは、http://www.home.cs.…

-002-辻井喬「父の肖像」(上)(下)

かつてのセゾングループ経営者であり、詩人・小説家で ある堤清二が、自分ことだけでなく父親、堤康次郎を 正面からとらえる。大きな話題になった小説だが、よう やく文庫になり読むことができた。 もっと父親の伝記的要素と親子の葛藤が中心と思われた が、…

-001-荒木経惟「東京人生」

で、今日買った本3冊の内の1冊。写真集なので最初に 手に取る。写真表現というのをわかってないのだが、 アラーキーの哀しみとかがどの写真からも見えてくるのは なぜだろうとずっと思ってきた。しかし、しかし、その 中で時々とびきり幸福感のある写真を…

はてな年間100冊読書クラブ

というのを見つけたので入会することにする。 目標:1年で50冊。 期間:2007.01.04から12.31まで。 ルール:常識的に考える。まあ、本50冊と芝居・映画(テレビ)50篇を。

ヴンダーリヒ「詩人の恋」

加藤健一事務所の芝居「詩人の恋」をテレビで観て、 シューマンの詩人の恋を聴くべくCDを購入。 テノールのフリッツ・ヴンダーリヒは有名歌手で、 名盤とのこと。しばし楽しめそう。 ところで、息子が学校でこの1曲目「うるわしい妙なる5月に」を 唄った…

2007年最初

のブログです。好奇心の向くままに。