2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

深田恭子「下妻物語」

ビデオで観た。 大林のデビュー作HOUSEを思い出した、その演出を 現代にもってくるとこんな感じか。 キネ旬3位だそうで、スィングガールズのときも思ったが、 この雑っぽいところがいいのだろうか。このヒラヒラ系の ファッションが、ロリコンファッシ…

平田オリザ「その河をこえて、五月」

テレビで、平田オリザ作の「その河をこえて、五月」という芝居を観た。 日韓合作の芝居ということで、重苦しい話しかと思っていたが、 もちろんそのことを触れるわけにはいかず、というかそのからみの話に 終始するわけだけど、普通の人の持つ普通の感覚でほ…

フィルハーモニア・シュランメルン

衛星放送をつけたら、クラシック番組でなんだかとても楽しそうな音楽。 フィルハーモニア・シュランメルン,ウィーンの公演。 これは楽しい。録画すればよかった。CDかDVDを探そう。 ウィーンのホイリゲと呼ばれる居酒屋で、ギターとアコーディオンとヴ…

「スターウォーズⅢシスの復讐」

1978年にスターウォーズ(Ⅳ)を、テアトル東京で小野君という友人と 観て以来、27年後、ナビオTOHOでようやく6部作完結篇を観る。 なんと27年も経過していることに改めて驚く。 78年は仕事を始めた年で、あれから27年。シスの復讐は、Ⅳに繋…

谷川俊太郎「詩選集1、2、3」

集英社文庫から谷川俊太郎詩選集が 全3巻で刊行されて、その第3巻完結。 寝る前にときどきひとつふたつ声を出 して読む。ほんとうはいいのかわるい のかわからない。 でも読みたいと思うのは谷川俊太郎だけ。

[]山田洋次「隠し剣鬼の爪」

山田洋次時代劇第2弾の、映画「隠し剣鬼の爪」をようやく観る。 やっぱり主役は剣の達人なんだよね。 そうなんだけど、やっぱりずるい。 藤沢周平は、近寄らないようにしている作家であるが、 うずうずするなあ。

丸谷才一「花火屋の大将」

最近の丸谷才一のエッセイは、教養がないと読めなくなっていると 思う。そりゃあ、語り口はやさしいし、変幻自在だし、下世話な 話を織り込むのはうまいし、でも核心は教養がないとわからない。 面白いけど、くやしい。

真保裕一「朽ちた樹々の枝の下で」

ブックオフ版「朽ちた樹々の枝の下で」読了。 厚い文庫だったので、2つに割って読みました。 最後に来て、わりとあっけなく終わってしまったが、 やはり面白かったとしかいいようがない。 もうすこし林業の問題も盛り込まれてもよかったか。

夏目漱石「坊ちゃん」

漱石読破プロジェクト第4弾は坊ちゃん、まさかこの本を読み直す なんて思ってもいなかった。が、映画やテレビの記憶が大きく、 本を読んでて、赤シャツを成敗する場面で、あと数ページしかなく おかしいなと思っていたら、ストンと話が終わってしまった。 …

子どものためのシェイクスピア「尺には尺を」

子どものためのシェイクスピアカンパニーの公演を観に行く。 今回は「尺には尺を」と、名前すら聞いたことがない。 大阪公演はパナソニックが後援していて、料金も半額程度で、 天満橋のドーンセンターというきれいなホールであった。 ストーリーはシンプル…

「パリルーブル美術館の秘密」

ルーブルの裏側を紹介するドキュメンタリー映画を観る。 当たり前のことだが、裏側で支える人たちや仕組み、組織が あってこそ、私たちは気持ちよく展覧会を観ることができる。 それにしても、想像以上の光景をこの映画は見せてくれた。 渋い。