昭和に生まれて

わたしは昭和世代だと思ってきた。とこ

ろが先日そうでもないんじゃないと思い

ついた。昭和のことはわりとわたしの出

来事、世の中のことが年号と結びついて

記憶にあるのだが、平成は31年もあった

のにどうも年号と結びついていないのは

何故なんだろう、そのせいでざっくりな

感じしかしないのである。

平成元年のあの日はわりと覚えていて、

もうすぐ2人目のこどもが産まれるとこ

ろで、仕事も元気で、すぐにバブルはは

じけても個人的にはなんの変わりはなか

ったし。節目は1995年異動と2001年転勤、

2011年の震災、そうか、考えれば2019年

の令和までいろんなことがあったなあ、

昭和よりも多くのことがあったと振り返

る。つらつら考えると、昭和の頃は基本

的に未来展望の世界にいたんだけど、平

成では孤軍奮闘、激動の世界にいたんだ

なと思う。世の中のことなんかにあまり

構ってられなかった、だから年号に結び

ついていないのだ、と。

フリーになったのが2018年だから、それ

から令和、奇妙に自分の世界にマッチす

る昭和平成令和にいまさら驚く。

CUDオンライン勉強会2022

CUD(カラーユニバーサルデザイン)に

関する講演会を、zoomオンラインで聴講

した。今回は教科書のCUD、某教科書出

版社の担当者からの講演。

考えてみればわたしの小中学校の教科書

は白黒だった。それがいまやカラフルで

色が溢れている。事例紹介で電池と豆電

球を配線する実験の写真とイラストが載

っていて、プラスマイナスが黒と赤の導

線なのだが、これが色弱者には見分けに

くいのである。それをどうするかという

話があった。具体的な事例とその解決、

会社の考え方が紹介された。

いまはCUDからUDへ、またジェンダー

やSDGs対応まで教科書つくりは莫大な

労力と知恵が詰まっている、今後はデジ

タル教科書だと云うし。

教科書は個人で選べないので誰でも安心

して使えるものを目指すと云う、納得す

る。

小学校の頃は教科書をもらうと1週間く

らいで全部読んでしまって、後は投げや

りだったし、高校では学校に置いたまま

で教科書について大事に扱ってこなかっ

た、すみませんでした。

ジョン・フォード「馬上の二人」

ジェームズ・スチュアート、リチャード

・ウィドマーク主演のジョン・フォード

映画、1961年作品。

ジェームズ・スチュアートの西部劇も違

和感がなくなった、リチャード・ウィド

マークは今回も好青年で、悪役のイメー

ジを持っていたがなかなか渋いいい俳優

なのがわかってきた。

さて、これはリアルな物語、コマンチ

に攫われた3人の白人を助け出す、1人は

拒否し、1人はむりやり救出、1人は迷い

ながらと三様。むりやりの少年は悲劇と

なり、迷い娘はJ・スチュアートが守り

新しく生き直す。白人側の偏見、身勝手

さを正直に描く、調べたら小説の原作が

あるようで、なるほどと納得。

なかなか重い話だがしっかりと描いてい

る、傑作。

 

ジェフリー・ラッシュ「英国王のスピーチ」再見

10年振りに見た、というより今この時、

便乗してこの映画を放映したのだろう、

そしてやっぱりつい見てしまったのであ

る。

歴史はこうやって補強されていくのだな

とつくづく思う。英国王室の隠してもい

いようなところを見せることで、その結

果強固になっていくことが理解できる。

娘エリザベスが最後にみせた王のスピー

チの感想の明晰さも、チャーチルが王の

スピーチの前にリラックスさせるひと言

の包容力も、ちいさいシーンながら感心

させられた。ヘレナ・ボナム=カーター

もやっぱり好きだなあ。

ktoshi.hatenablog.com

 

 

夏目漱石「道草」

ずっと漱石新潮文庫版読破プロジェクト

をしているが遅々として進んでいない。

特にあと「虞美人草」「行人」「道草」

「明暗」「猫」まできているのに、虞美

人草で躓いてる。それで長い中断。

ひさしぶりに一歩進むために虞美人草

諦めて、3年振りに「道草」を読んだ。

これは面白い、金の問題、父母義父母親

戚の問題、夫婦の問題、どこにでもあり

そうな話なのだが、面倒な話なのにユー

モアがあって面白い。

主人公は漱石本人を模しているのだが、

留学経験もある大学教師なのに金欠であ

る、親戚に高級官僚がいるのに金欠であ

る、何故だ。

夫婦の関係も、昔の男尊女卑の中でしば

しばまともなことも思い浮かぶのだがあ

くまでマウントしている、赤ん坊が産ま

れるのだがおたおたして笑える。

最後に「世の中に片付くなんてものは殆

どない」と云うのである、そのとおり、

けだし名言。

さて、この流れで次へ行くぞ。

ktoshi.hatenablog.com

 

 

 

 

バズ!

車で走っていたら前のトラックに変なも

のが。信号で止まったときに、あわてて

スマホを取り出して撮った。

トラックオーナーさん、勝手にアップし

てごめんなさい。

バズ!ウッディの手を離すんじゃないぞ。

 

メナード美術館「美術の森に生きるどうぶつたち展」

なつやすみ所蔵企画展であり、今週は近

隣の中学校の鑑賞会のようで、その合間

を狙って観てきた。

わたしの中学生のときも日展とクレー展

を見に行った記憶があり、クレーの奇妙

な(中学生だからな)絵に魅了されたこ

とを覚えている。

40人にひとりでもふたりでも目覚めれば

大正解である、ゴッホピカソもあるし。

ましてや動物たちがいる絵画が並んでい

るのは楽しい、いい趣向だった。