宮本輝「三千枚の金貨」(上)(下)

久しぶりに宮本輝、どんどん読めるという

ストーリーテリングは安心感あり。会社の

役員友達の冒険談とでもいうか夢物語であ

る。そこにゴルフの話、祇園の話、痔の話、

不倫の話、あれやこれやを詰め込んでほん

とうに飽きさせない。ただしお金持ちの冒

険なのでわたしにとってはリアリティがな

く共感しながら読むということにならなか

った。

三千枚の金貨〈上〉 (光文社文庫)

三千枚の金貨〈上〉 (光文社文庫)

 

 

三千枚の金貨〈下〉 (光文社文庫)

三千枚の金貨〈下〉 (光文社文庫)