アーウィン・ショー「夏服を着た女たち」

文庫の後ろを見ると1990年2月改版と

あるので、そのころ買って読んだのだ

ろう。まだニューヨークも行ったこと

がなくて都会の男女の機微なんかもあ

まり興味なかったのでふーんという感

じだった。

さきの司馬遼太郎の古い文庫を探した

ときにこの本も見つけ再読。

こんどは、うーんと唸った。都会の男

女の機微か、おしゃれだなあ、大人だ

なあ。ほかの短編も楽しくて、「愁い

を含んで、ほのかに甘く」は、これは

映画「Wの悲劇」だ、この短編のリス

ペクトだと思った。  

夏服を着た女たち (講談社文庫)

夏服を着た女たち (講談社文庫)

 

 

 

司馬遼太郎「街道をゆく 郡上・白川街道、堺・紀州街道ほか」

堺の古墳が世界遺産になったので、そうい

えば買ってあっても、まだ読んでなかった

と引っぱりだしてきた。

早々、堺のちくまでそばを食べるというく

だりがある。有名店である、でも温かいざ

るそばである、どうなのか。

中世末期の自由都市、繁栄の都市のおもか

げはない、きれいさっぱりない、でも住み

やすかったな。 

 

月着陸50年

日本時間1969年7月21日11時56分だ

ったそうだ。わたしは中学3年で、前日に

終業式があり21日の早朝の着陸後、どこ

かへ出かけて帰ってきて、月面に降りた?

歩いた?と親に聞いたように思い出す。

理系少年だったわたしには衝撃は大きく

月に行く時代が来ると無邪気に思ってい

た。そして立花隆の「宇宙からの帰還」

にもういちど違う衝撃を受ける。「FULL

MOON」という写真集も買ったな。 

フル・ムーン

フル・ムーン

 

 

レスリー・チャン「さらばわが愛・覇王別姫」

まずレスリー・チャンはまったく知らなか

った、超有名スターで亡くなっていること

やなにもかも知らなかった。

そしてこの映画も知らなかった、カンヌの

パルム・ドール受賞作品。近代中国の時代

に翻弄される京劇の役者二人の壮絶な人生、

清、中華民国日中戦争中共、文化大革

命へと翻弄されながら歴史ある京劇は生き

残っていく。でも時代の中で人は弱く、あ

まりに弱く。強い人、権力はもちろんであ

 るが一方で弱い人たちの熱狂も怖い。

京劇は見たことがない、でもレスリー・チ

ャン演じる別姫はあまりに美しい。

コン・リーも知らなかった。

これは映画館で見るべき映画だった。

さらば、わが愛 覇王別姫 [DVD]

さらば、わが愛 覇王別姫 [DVD]

 

 

期日前投票へ

参議院選挙の期日前投票に行ってきた。

テレビはまるで選挙をやってないかのよう

で、盛り上がっていないようだ。

この3年間だけでもいろんなことがあって、

安定とは程遠く、改竄と隠蔽と見え透いた

嘘と嘲笑と非寛容ばかりで、それでも現状

維持がいいのだろう。

テレビも新聞ももちろんスマホニュースも

見る気になれず。

contondo公演「ポランの広場」

覚王山の揚輝荘にてcontondo公演「ポ

ランの広場」を観た。宮沢賢治の戯曲「ポ

ランの広場」からその世界を舞台上に。と

はいっても観客参加型のパフォーマンスと

いうかインスタレーションというか、なか

なか楽しいアイデアで、それであとでポラ

ンの広場のことを見直すことができる。

揚輝荘の聴松閣という洋館で雰囲気のある

演劇のようなものだった。

 

覚王山

名古屋探訪シリーズは覚王山。30年くら

い前に覚王山参道の茜画廊というところへ

いったことはあるがそれ以外では初めて。

覚王山日泰寺覚王山アパート、そして揚

輝荘である。参道は記憶ではもっとせまい

道路であったが実際は広々とした道路でカ

フェや雑貨店が点在していた。まだまだこ

れからか、裏手には閑静な住宅街が広がり

むつかしいところ。

揚輝荘は元は松坂屋の創業者の別荘であり、

今は名古屋市に寄贈され修復が進められ開

館したようだ。まったく知らなかった。

いい街だった。