高木彬光「邪馬台国の秘密」

 引越した時に単行本はそれなりに選別して

処分したつもりだが、文庫本はかなりえい

やあで処分、だから思わぬ本が残っていて、

これもその一冊、そうだ買い直して二度読

みしていた本だ、快作「邪馬台国を知って

いますか」を読んで再読したのだったか。

懐かしい限り。邪馬台国がどこにあったか

よりも、倭国と先の大和朝廷の関係が解き

明かされることなんだろう。日本からもう

古文書はでないと思うので、中国、朝鮮に

まだ見つかっていない古文書がでてくると

いうことはないのだろうか。

邪馬台国の秘密 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)

邪馬台国の秘密 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)

 

 

是枝和裕「三度目の殺人」

 テレビ地上波でやっていたので録画して見

た。人物から少し引いてとらえる、感情移

入させない、正義や善悪をしめさない、た

だ人は揺れる、流される、わかりあえない

ことを見せる。よかったと納得する映画で

はない、じわあと納得するかどうするか考

える映画だった。犯人と被害者の娘が十字

架となる、でも犯人はすべてを引き受けて

いけたのだろうか。

三度目の殺人

三度目の殺人

 

 

伊丹十三「ぼくの伯父さん」

松家仁之のつるとはな社から刊行された、

伊丹十三の単行本未収録エッセイ集。変

わらず蘊蓄満載、うならせて、おもしろ

いエッセイの名手。

大昔、「ヨーロッパ退屈日記」を読んで、

私にはスノッブすぎてどこがいいのかよ

くわからなかったが、その後「女たちよ」

から雑誌モノンクル、翻訳主夫と生活等

どれもおもしろかった。

 

ぼくの伯父さん 単行本未収録エッセイ集

ぼくの伯父さん 単行本未収録エッセイ集

 

 

国立西洋美術館常設展

国博の常設展へ行こうと歩いていて、西

美術館はルーベンス展をやってるなと思

ながら、ふと道路にフェルメールの「聖プ

ラクセディス」展示中との掲示板が出てい

て、え、どうしてここにと思い、変更して

ここの常設展へ行ったのでした。

そういえば前に改修工事をしていたか常設

示がずいぶん広くなって驚きました

中世のイコンや祭壇画や以前に観た作品が

いつものように、でもモネの部屋があって

十数点の作品が展示してあろのには驚いた。

そして確かに「聖プラクセディス」はあり、

ヨハネス・フェルメールに帰属と書いてあ

った、まだフェルメール作品と定まって

いないということです。でも日本にある

なんて知らなかった。

上野の森美術館フェルメール展をやっ

ていて、そこへは行かずここで観られる

のは嬉しかった。ここの常設展はおすす

め、なまじの企画展より充実している、

そしてゆっくり観られて堪能した

 

国立西洋美術館 公式ガイドブック

国立西洋美術館 公式ガイドブック

 

 

色弱7:なにが見えにくいのか1

いろんな色の組み合わせが見にくいこと

を経験的に感じてきた、しかし、漠然と

色相環の近くの色だからわかりにくいの

かなと思っていたが、まったくそういう

ことではないことがわかった。

赤と緑はもちろんのこと、黄緑、黄土、

オレンジ、また緑と茶、青と紫、ピンク

と灰色等である。赤と緑はいつも云われ

るのでそうかと思っていたが、他にも

いっぱい見えにくいのだなと指摘されて

わかる。いつも見えないわけでもない、

見えたり見にくかったりあやふやなので

ある、色の明度、面積も関係するし、照

明の色なんかも関係するらしい。

一貫性のない組み合わせなのだが、これ

が理由があることを知った、あたりまえ

だけど根拠があるのである。いままで誰

も教えてくれなかった。(続く)

読み直す「須賀敦子全集第1巻」

 2006-11-12に読んだ須賀敦子全集第1巻を

読み直す。一応全巻読み直すつもり、いや

第2巻は収録作品を全部持っているので全集

で買っていない。寝る前にゆっくり読んでい

る。

須賀敦子全集 第1巻 (河出文庫)

須賀敦子全集 第1巻 (河出文庫)

 

 

そっとフェルメール

こんどのフェルメール展は9作品集合か、

阪でも開催されるので大阪へ行こうと

思っていたら、なんとわたしの好きな

「牛乳を注ぐ女」は大阪へは来ないとい

う。ならば東京かと思案したが東京の混

雑ぶりには閉口しているので今回は諦め

ることとする。ニュースで見る東京は5重

6重に人だかりで鑑賞というレベルではな

い。ところでフェルメール騒ぎは異様で

ある、アムステルダムで観た「牛乳を注

ぐ女」はその一室でゆったりと時間が流

れていたし、2000年の大阪市立美術館

フェルメールも優雅な気分だった。ブ

ームにならず静かに愛されていた頃が懐

かしい。 

『フェルメール展』公式ガイドブック (AERAムック)

『フェルメール展』公式ガイドブック (AERAムック)